「あれ?」きれいになったトイレに妙な違和感。その正体は…
わが家がトイレに置いていたサニタリーボックスは高さのあるポップなデザインの物でした。7年前に母が100円ショップで購入してきた物で、最初は安っぽいデザインだなあと思っていましたが、使ってみると意外と便利で愛着が沸いてきていました。そんなとき……。
母が7年前に100円ショップで購入してきたポップなデザインのサニタリーボックスは、身長158cmの私の膝くらいまである高さがある物でした。
最初は安っぽいデザインにいい思いはしていませんでしたが、「ゴミ箱にデザイン性を求めてもな……」と思い使い続けていました。すると、使ううちに愛着が湧いてきたのに加え、ナプキンを替えたあとトイレに座ったままでも、深くかがむことなく使用済みのナプキンを捨てられ、便利だということに気付いたのです。
また、プラスチック製で軽く、汚れても掃除がしやすかったこともあり、私も妹も気に入って使うように。
そんなある日、父が数カ月かけてトイレの模様替えをすることになりました。
わが家のトイレの壁は、私や妹が幼いころにした落書きが残っていたり、壁紙が剥がれていたりとボロボロ。そのため、父が壁紙まできれいに張り替えて、トイレを一新させたのです。
内装は以前とまったく異なる雰囲気で、きれいになったトイレにワクワクしていた私。しかし、ふとあることに気付きました。
トイレに置いてあった、あのサニタリーボックスがないのです!
私たちが使っていたサニタリーボックスが置いてあった場所には、私のくるぶしの上くらいまでの高さしかない小さな新しいサニタリーボックスが。私は急いで模様替えをした父に、あのサニタリーボックスの行方を聞くと……。
以前使っていたサニタリーボックスは模様替えの際に処分したとのこと……。私は「今までのように高さのある物にしたい!」と言いましたが、父は自分で選んできた小さいサニタリーボックスのデザインが気に入っていたようで……。
「使い続けていれば、愛着が湧くかも」と思い、新しいサニタリーボックスを使い始めましたが、もともと使っていた物に慣れていたこともあってかどうしても違和感が拭えず……。
高さがないので、使用済みのナプキンを捨てる際にサニタリーボックスのフタを開けるのもひと苦労で、生理中は常にイライラすることの多い私と妹にとって、生理中に余計なストレスを感じることになってしまいました。
フタを開けるのもひと苦労になってしまったので、結局、現在はサニタリーボックスのフタを無理矢理外して使っています。それでも高さがないため、以前のようにラクに捨てられずストレスです。
そのため父に許可をもらい、トイレの内装に合い、以前のサニタリーボックスくらいの高さのある物を見つけたら買い替えようと思っています。
著者/佐藤里桜
作画/モリナガアメ
監修/助産師 REIKO
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。
7年間使っていたサニタリーボックス
母が7年前に100円ショップで購入してきたポップなデザインのサニタリーボックスは、身長158cmの私の膝くらいまである高さがある物でした。
最初は安っぽいデザインにいい思いはしていませんでしたが、「ゴミ箱にデザイン性を求めてもな……」と思い使い続けていました。すると、使ううちに愛着が湧いてきたのに加え、ナプキンを替えたあとトイレに座ったままでも、深くかがむことなく使用済みのナプキンを捨てられ、便利だということに気付いたのです。
また、プラスチック製で軽く、汚れても掃除がしやすかったこともあり、私も妹も気に入って使うように。
父がトイレの模様替えをすると…?
そんなある日、父が数カ月かけてトイレの模様替えをすることになりました。
わが家のトイレの壁は、私や妹が幼いころにした落書きが残っていたり、壁紙が剥がれていたりとボロボロ。そのため、父が壁紙まできれいに張り替えて、トイレを一新させたのです。
内装は以前とまったく異なる雰囲気で、きれいになったトイレにワクワクしていた私。しかし、ふとあることに気付きました。
トイレに置いてあった、あのサニタリーボックスがないのです!
私たちが使っていたサニタリーボックスが置いてあった場所には、私のくるぶしの上くらいまでの高さしかない小さな新しいサニタリーボックスが。私は急いで模様替えをした父に、あのサニタリーボックスの行方を聞くと……。
新しいサニタリーボックスは…
以前使っていたサニタリーボックスは模様替えの際に処分したとのこと……。私は「今までのように高さのある物にしたい!」と言いましたが、父は自分で選んできた小さいサニタリーボックスのデザインが気に入っていたようで……。
「使い続けていれば、愛着が湧くかも」と思い、新しいサニタリーボックスを使い始めましたが、もともと使っていた物に慣れていたこともあってかどうしても違和感が拭えず……。
高さがないので、使用済みのナプキンを捨てる際にサニタリーボックスのフタを開けるのもひと苦労で、生理中は常にイライラすることの多い私と妹にとって、生理中に余計なストレスを感じることになってしまいました。
フタを開けるのもひと苦労になってしまったので、結局、現在はサニタリーボックスのフタを無理矢理外して使っています。それでも高さがないため、以前のようにラクに捨てられずストレスです。
そのため父に許可をもらい、トイレの内装に合い、以前のサニタリーボックスくらいの高さのある物を見つけたら買い替えようと思っています。
著者/佐藤里桜
作画/モリナガアメ
監修/助産師 REIKO
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
動物とゆめかわが好きな漫画家。自身の場面緘黙症の経験を綴ったコミックエッセイ「かんもくって何なの!?」「話せない私研究」発売中。
グッズ制作やデグーの漫画を描いたりもしています。
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