<妊娠したら癌になった>「痛っ!」口の中に異変を感じ、鏡で確認してみると…!?
ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。
【前回のあらすじ】胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になってしまった、月野ねこさん。ある月の金曜日に大学病院に入院し、週明けの月曜日から抗がん剤治療を始めることになりました。そして迎えた月曜日。午前中に点滴での抗がん剤投与がおこなわれたのですが、夜になると、抗がん剤の副作用なのか、強烈な吐き気に襲われてしまいました。ナースコールで看護師さんに助けを求めたねこさんは、吐き気止めを混ぜた点滴を打ってもらい、ようやく就寝。しかし、火曜日の朝になっても吐き気はおさまらず……。
※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。
※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。
※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。
月曜日から抗がん剤治療を始めた、月野ねこさん。初日の夜は強烈な吐き気に襲われ、頑張って水分補給をしても何度も何度も吐いてしまい、なかなか眠ることができず大変な夜を過ごしました。翌朝になっても、吐き気は続いていたそうです。
さらに、抗がん剤の副作用は吐き気や嘔吐だけにとどまりませんでした。
こういった症状は、都度医師に相談して対処してもらうしかないのだとか。口内炎にはうがい薬で口内の消毒をおこない、吐き気がひどいときには、吐き気止めを混ぜた点滴を打ってもらうことになりました。
加えて、抗がん剤治療を始めてから、ねこさんの体は水やお茶、食べ物を受け付けなくなってしまいました。しかし、そんな状態でも、抗がん剤治療をあと4日も続けなければなりません。
「家で待っている家族のためにも頑張らなきゃ」
「きっと、このつらい治療を乗り越えたら病気も治るはず」
と、家族の存在と病気の完治を心の拠り所にすることで、苦しい治療をどうにか耐え抜きました。
そして、土曜日にようやく退院。体調不良でフラフラになっているねこさんを、「大丈夫? 車を持ってくるからベンチで休んでて」と、旦那さんが気づかってくれました。つらい入院生活にひとりきりで耐えたからこそ、こういうときは、家族のやさしさに積極的に甘えるべきなのかもしれませんね。
監修/助産師 REIKO
月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ
月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
【前回のあらすじ】胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になってしまった、月野ねこさん。ある月の金曜日に大学病院に入院し、週明けの月曜日から抗がん剤治療を始めることになりました。そして迎えた月曜日。午前中に点滴での抗がん剤投与がおこなわれたのですが、夜になると、抗がん剤の副作用なのか、強烈な吐き気に襲われてしまいました。ナースコールで看護師さんに助けを求めたねこさんは、吐き気止めを混ぜた点滴を打ってもらい、ようやく就寝。しかし、火曜日の朝になっても吐き気はおさまらず……。
※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。
※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。
※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。
抗がん剤の副作用
月曜日から抗がん剤治療を始めた、月野ねこさん。初日の夜は強烈な吐き気に襲われ、頑張って水分補給をしても何度も何度も吐いてしまい、なかなか眠ることができず大変な夜を過ごしました。翌朝になっても、吐き気は続いていたそうです。
さらに、抗がん剤の副作用は吐き気や嘔吐だけにとどまりませんでした。
「痛っ!」と口内に異変を感じたねこさんが手鏡で口の中を見てみると、なんと、大量の口内炎ができていたのです!
こういった症状は、都度医師に相談して対処してもらうしかないのだとか。口内炎にはうがい薬で口内の消毒をおこない、吐き気がひどいときには、吐き気止めを混ぜた点滴を打ってもらうことになりました。
加えて、抗がん剤治療を始めてから、ねこさんの体は水やお茶、食べ物を受け付けなくなってしまいました。しかし、そんな状態でも、抗がん剤治療をあと4日も続けなければなりません。
「家で待っている家族のためにも頑張らなきゃ」
「きっと、このつらい治療を乗り越えたら病気も治るはず」
と、家族の存在と病気の完治を心の拠り所にすることで、苦しい治療をどうにか耐え抜きました。
そして、土曜日にようやく退院。体調不良でフラフラになっているねこさんを、「大丈夫? 車を持ってくるからベンチで休んでて」と、旦那さんが気づかってくれました。つらい入院生活にひとりきりで耐えたからこそ、こういうときは、家族のやさしさに積極的に甘えるべきなのかもしれませんね。
監修/助産師 REIKO
月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ
月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
この記事もおすすめ
提供元の記事
関連リンク
-
『ウーマン・オブ・ザ・イヤー2026』大賞は、ドバイ万博の資材を⼤阪・関⻄万博でリユース。画期的な資材リユースで「循環型建築」を実現した、 永⼭祐⼦建築設計 取締役 永山祐子さん
-
自分らしく輝く、すべてのワーキングウーマンのための総合イベント 「WOMAN EXPO 2025 Winter」、 東京ミッドタウン・ホールで11月29日(土)開催、 参加の事前申込(無料)を受付中!
-
new
「男子が奢りたくなる女性」という魔法の4つの特徴
-
一人暮らしで救急箱は備えてる? 年末は中身を見直そう!【働く女性にアンケート】
-
解熱鎮痛剤を常備している女性は約7割! 服用時に不安なことは?【働く女性にアンケート】