夫「食べて治す!」妻「おなかを休ませたい」子どもが胃腸炎。価値観の相違が生んだ結果は?!
夫と結婚して10年以上。金銭感覚などは同じで揉めることはないのですが、どうしても価値観が異なるのが子育てに関することです。これまで些細なことでもときには大声で怒鳴り合うほどの大喧嘩に発展することもありました。
わが家の場合、夫婦喧嘩のタネは子どもに関する事ばかり。息子は小さいころおなかが弱く、よく下痢や嘔吐をしていました。私の育った家庭では、おなかを空っぽにして胃腸を休ませて治すというのが最良の方法と考えていて、少し調子が良くなってきても「もうちょっと我慢しなさい」と母に言われました。
そんな母に育てられた私は、息子にも同様の対処をしています。息子の食欲が戻り、「パンが食べたい」「お菓子が食べたい」と言っても、お粥や柔らかく茹でたうどんなど、まずは胃腸に負担をかけない食事から食事を戻そうとしました。
せっかく良くなってきたのに、また一からやり直し。もちろん私は怒りましたが、夫は「俺は食べて治してきた」の一点張りです。最後には息子が怯えるほどの夫婦喧嘩に発展……。
夏休みに里帰りした際、息子が夜中におなかが痛いと泣き出しました。熱も高く眠れないほど苦しみ、翌朝も顔が白く朝食も食べられない状態です。義父が心配し、「病院へ行こう」と連れていってくれたのですが、その病院で息子は吐いてしまいウイルス性胃腸炎と診断を受けました。病名を聞くや否や、私の頭のなかでは「絶食にしなければいけない」という考えしか浮かびません。
さすがに夫も私の心配性な性格をわかっており、また出先で息子の症状を悪化させるのは面倒という思いがあったのか、息子に「お粥で我慢しよう」と言ってくれました。ところが義母が「お粥だけじゃ力が入らない。
夫婦間で考え方が違うことは仕方ないいですが、私の場合「これだけはやめてほしい」ということは、とにかく時間をかけて夫と話をしました。機嫌が良さそうなときに話し合いをする、また子どもを自分の味方につけるというのも良かったかもしれません。いまでは意見が分かれても、若いころのように大喧嘩をすることも少なくなりました。
著者/加藤美千代
作画/たぐちまり
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
夫婦喧嘩のタネは子育て観の食い違い
わが家の場合、夫婦喧嘩のタネは子どもに関する事ばかり。息子は小さいころおなかが弱く、よく下痢や嘔吐をしていました。私の育った家庭では、おなかを空っぽにして胃腸を休ませて治すというのが最良の方法と考えていて、少し調子が良くなってきても「もうちょっと我慢しなさい」と母に言われました。
そんな母に育てられた私は、息子にも同様の対処をしています。息子の食欲が戻り、「パンが食べたい」「お菓子が食べたい」と言っても、お粥や柔らかく茹でたうどんなど、まずは胃腸に負担をかけない食事から食事を戻そうとしました。
すると夫が「食欲が戻ったのに我慢させるな。好きなものを食べさせろ。」と怒り出したのです。そして息子が食べたいと訴えるものを次々に食べさせ始めました。息子もご満悦でしたが、突然いろいろなものを胃に入れたせいか症状がぶり返しまた嘔吐してしまったのです。
せっかく良くなってきたのに、また一からやり直し。もちろん私は怒りましたが、夫は「俺は食べて治してきた」の一点張りです。最後には息子が怯えるほどの夫婦喧嘩に発展……。
それ以降も2〜3度同じような内容で喧嘩をしたと思います。なぜここまで私の気持ちをわかってくれないのかと不満ではありましたが、夫がかたくなに自分の考えを押し通す理由が義実家へ帰ったときに判明しました。
子どもが義実家で体調不良!義母の対応は…
夏休みに里帰りした際、息子が夜中におなかが痛いと泣き出しました。熱も高く眠れないほど苦しみ、翌朝も顔が白く朝食も食べられない状態です。義父が心配し、「病院へ行こう」と連れていってくれたのですが、その病院で息子は吐いてしまいウイルス性胃腸炎と診断を受けました。病名を聞くや否や、私の頭のなかでは「絶食にしなければいけない」という考えしか浮かびません。
さすがに夫も私の心配性な性格をわかっており、また出先で息子の症状を悪化させるのは面倒という思いがあったのか、息子に「お粥で我慢しよう」と言ってくれました。ところが義母が「お粥だけじゃ力が入らない。
もっと食べさせてあげなさい」と言い放ったのです。「まだ食欲がないみたいです」と言ってうまく逃れましたが、この義母の元で育っているなら、夫が私と違う意見を持つのは当然だと納得しました。
夫婦間で考え方が違うことは仕方ないいですが、私の場合「これだけはやめてほしい」ということは、とにかく時間をかけて夫と話をしました。機嫌が良さそうなときに話し合いをする、また子どもを自分の味方につけるというのも良かったかもしれません。いまでは意見が分かれても、若いころのように大喧嘩をすることも少なくなりました。
著者/加藤美千代
作画/たぐちまり
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
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