＜胸の腫瘍＞「実はがんだと思ってました」ぇえ！先生からまさかの告白。腫瘍の結果は？！

2児の母であり、漫画家として活躍するはるたけめぐみさん。ある日の入浴時に乳房のセルフチェックを行うと、今まではなかったはずの“しこり”があることに気づきます。しばらく乳がん検診を受けていなかったはるたけさん。しこりが気になり婦人科に向かうと……？！

【あらすじ】入浴時のセルフチェックで乳房にしこりを発見したはるたけさん。婦人科で精密検査を受けると、しこりの原因は“葉状腫瘍”であることがわかりました。

 

はるたけさんの乳房にある腫瘍はサイズが大きく、すぐに摘出手術を受けることになったのです。無事手術を終え1週間後、腫瘍が良性なのか悪性なのか検査の結果を聞きに行くことになりました。

 

術後1週間、検査結果を聞きに行くと…

 

 

※乳房葉状腫瘍とは：乳腺腫瘍の一種。良性であることがほとんどですが、悪性の場合は全身に転移する可能性があります。初期の状態は、線維腺腫とよく似ているため区別しにくいですが、葉状腫瘍は急速に巨大化する特徴があるので切除手術が必須です。

 

 

検査の結果、はるたけさんの乳房にあった葉状腫瘍は良性であることがわかりました。安堵するはるたけさんに、先生は「最初はがんだと思っていました」とまさかの告白が！

 

診察の際に「がんの可能性はなきにしもあらずだが、おそらく良性の腫瘍だろう」と言われていたはるたけさんはびっくり！ もしかしたら先生が、はるたけさんを不安にさせないために不用意なことを言わないようにしていたのかもしれません。

 

しかし、良性とはいえ乳房に大きな腫瘍があったことは事実であり、摘出手術で体に負担もかかっています。大きな病気は見つかりませんでしたが、この経験を通して定期的な検診受診の大切さを実感したというはるたけさん。そして、1人でも多くの方に自分の健康としっかり向き合ってほしい、という思いからご自身の体験をマンガにしたそうです。

 

仕事やプライベート、家事に育児と日々忙しく暮らしていると、ついつい後回しにしてしまいがちですが大切な健康を守っていきたいですね。 

医療監修／天神尚子先生（三鷹レディースクリニック 院長）

 

※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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著者：マンガ家・イラストレーター はるたけめぐみ