「あ…抜けかかってますね」内診中の医師から驚きの言葉が飛び出して!?<ミレーナ装着日記>
義実家同居を機に、生理不順や不正出血に悩まされるようになったひぽぽさん。プラノバール(中用量ピル)での治療を続けてきましたが、出血量をコントロールするのが難しいうえに副作用がつらく、次なる治療法を試すことに。
生理不順、月経過多、不正出血に悩むひぽぽさんは、プラノバール(中用量ピル)の代わりにミレーナで治療をすることに。
以前から通っている大学病院の婦人科に足を運び、激痛に耐えながらミレーナを装着。しかし、主治医から「もともと子宮内膜が厚い体質ですし、手術したばかりで子宮口も大きく開いているので、ミレーナが子宮内膜に押し出されてすぐに抜けてしまうかもしれません」と言われてしまい……。
ミレーナ装着後に初めて迎えた生理では、経血量は多くはないけれど少なくもない量に落ち着いたそう。ひとまず大量出血は避けられてホッとするひぽぽさん。
しかし、同時期に持病のリウマチが悪化してしまい……。
ひぽぽさんの持病の1つであるリウマチは、ストレスや生活習慣の乱れが症状を悪化させることもあります。
いつもは理不尽と思うことがあっても我慢しているひぽぽさんですが、このときはどうしても譲れないことがあり、義母と口論になってしまったそうです。そのせいでストレスがかかり、手足の腫れや痛みがひどくなってしまったのかもしれません。
※プレドニゾロン…ステロイド剤。アレルギーや炎症、過剰な免疫反応を鎮める作用がある。
※プログラフ…免疫抑制剤。異常な免疫反応を抑え、関節リウマチにおける関節の腫れ・痛み・こわばりを改善させる。
リウマチが悪化したことで、ひぽぽさんは「きっと薬の量を増やされるだろうなあ」と覚悟していたそうです。
免疫血液内科での診察が終わったあとは、同じ大学病院内にある婦人科へ。すると、内診中に医師から驚きの報告を受けてしまいます。
※うくす→薄く
1カ月前に入れたばかりのミレーナですが、子宮内膜の動きのせいですでに取れかかっているとのこと。さらに、「あくまで可能性の1つですが」と前置きしたうえで、「関節リウマチが悪化したのは、ミレーナを入れて女性ホルモンが少なくなったことが原因かもしれません」と医師は言うのです!
ーー今後もミレーナでの治療を続けていくなら、リウマチの症状はひどいままかもしれない。
ーーでも、ミレーナを取ってしまったら、いつかまた大量出血が起こる。そうなったら、もう子宮全摘手術をするしかない。
中用量ピルの副作用に悩む生活から解放されたと思いきや、今度は『ミレーナを入れ続けるべきか、外すべきか』の大きな決断を迫られたひぽぽさん。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
著者:マンガ家・イラストレーター ひぽぽ
コミックエッセイで体験談を描いてます。SLE(全身性エリテマトーデス)とリウマチの持病がある私が、妊娠とその後にまつわる婦人科系疾患の治療の日々を漫画で綴っています。
*2018年10月MEA手術後、子宮線筋症と診断されました。
ミレーナ装着でまさかの事態に!
生理不順、月経過多、不正出血に悩むひぽぽさんは、プラノバール(中用量ピル)の代わりにミレーナで治療をすることに。
以前から通っている大学病院の婦人科に足を運び、激痛に耐えながらミレーナを装着。しかし、主治医から「もともと子宮内膜が厚い体質ですし、手術したばかりで子宮口も大きく開いているので、ミレーナが子宮内膜に押し出されてすぐに抜けてしまうかもしれません」と言われてしまい……。
ミレーナ装着後に初めて迎えた生理では、経血量は多くはないけれど少なくもない量に落ち着いたそう。ひとまず大量出血は避けられてホッとするひぽぽさん。
しかし、同時期に持病のリウマチが悪化してしまい……。
ひぽぽさんの持病の1つであるリウマチは、ストレスや生活習慣の乱れが症状を悪化させることもあります。
いつもは理不尽と思うことがあっても我慢しているひぽぽさんですが、このときはどうしても譲れないことがあり、義母と口論になってしまったそうです。そのせいでストレスがかかり、手足の腫れや痛みがひどくなってしまったのかもしれません。
※プレドニゾロン…ステロイド剤。アレルギーや炎症、過剰な免疫反応を鎮める作用がある。
※プログラフ…免疫抑制剤。異常な免疫反応を抑え、関節リウマチにおける関節の腫れ・痛み・こわばりを改善させる。
リウマチが悪化したことで、ひぽぽさんは「きっと薬の量を増やされるだろうなあ」と覚悟していたそうです。
ちなみにこのあと、プログラフ(免疫抑制剤)を増量して数日は全身にだるさがあったり吐き気があったりと、副作用が以前より強く出てしまったのだとか。
免疫血液内科での診察が終わったあとは、同じ大学病院内にある婦人科へ。すると、内診中に医師から驚きの報告を受けてしまいます。
※うくす→薄く
1カ月前に入れたばかりのミレーナですが、子宮内膜の動きのせいですでに取れかかっているとのこと。さらに、「あくまで可能性の1つですが」と前置きしたうえで、「関節リウマチが悪化したのは、ミレーナを入れて女性ホルモンが少なくなったことが原因かもしれません」と医師は言うのです!
ーー今後もミレーナでの治療を続けていくなら、リウマチの症状はひどいままかもしれない。
ーーでも、ミレーナを取ってしまったら、いつかまた大量出血が起こる。そうなったら、もう子宮全摘手術をするしかない。
中用量ピルの副作用に悩む生活から解放されたと思いきや、今度は『ミレーナを入れ続けるべきか、外すべきか』の大きな決断を迫られたひぽぽさん。
どちらを選んでもデメリットがあり、苦渋の選択となりそうです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
著者:マンガ家・イラストレーター ひぽぽ
コミックエッセイで体験談を描いてます。SLE(全身性エリテマトーデス)とリウマチの持病がある私が、妊娠とその後にまつわる婦人科系疾患の治療の日々を漫画で綴っています。
*2018年10月MEA手術後、子宮線筋症と診断されました。
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