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「卵巣をまるごと取るん?」…へ?思わずハッとした友人の言葉とは!?<手術から逃げ続けた話>

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次女を授かった際に卵巣嚢腫があると判明した、わかまつまい子さん。出産後の検査で「やっぱりまだ卵巣が腫れてるわ。紹介状を書くから精密検査を受けなさいね」と主治医に言われたものの、手術するのが怖すぎてーー!?

 

「卵巣をまるごと取るん?」友人からの指摘に…


次女妊娠時に卵巣嚢腫が見つかってから約2年後、絶対に手術を受けたくないわかまつさんは、ネットの情報を頼りに、薬局で漢方薬を購入して治療に励みます。その後、漢方薬を半年ほど飲み続けたものの、病院での検査結果は「6cmだった卵巣が7cmにまで大きくなっていますね」とのこと。そこで、わかまつさんが次に選んだのはよもぎ蒸しパッドによる治療。果たして効果は……?

 

「卵巣をまるごと取るん?」…へ?思わずハッとした友人の言葉とは!?<手術から逃げ続けた話>


 

「卵巣をまるごと取るん?」…へ?思わずハッとした友人の言葉とは!?<手術から逃げ続けた話>


 

「卵巣をまるごと取るん?」…へ?思わずハッとした友人の言葉とは!?<手術から逃げ続けた話>


 

※ガンジダ→カンジダ。細菌がわいてカンジダが発症するのではなく、さまざまな原因(風邪・寝不足・疲労など)で免疫力が低下したり、腟内が不潔な環境に置かれたり、もしくは腟内洗浄をしすぎたり、抗生物質で腟内のバランスが崩れたりすることで、腟内の常在菌であるカンジダ菌(真菌、つまりカビ)が増殖し発症する。

 
「卵巣をまるごと取るん?」…へ?思わずハッとした友人の言葉とは!?<手術から逃げ続けた話>


 

「卵巣をまるごと取るん?」…へ?思わずハッとした友人の言葉とは!?<手術から逃げ続けた話>


 

「卵巣をまるごと取るん?」…へ?思わずハッとした友人の言葉とは!?<手術から逃げ続けた話>


 
「卵巣をまるごと取るん?」…へ?思わずハッとした友人の言葉とは!?<手術から逃げ続けた話>


 

「卵巣をまるごと取るん?」…へ?思わずハッとした友人の言葉とは!?<手術から逃げ続けた話>


 

卵巣嚢腫を少しでも小さくして手術を回避するべく、よもぎ蒸しパッドに手を出したわかまつさん。
結果は……「卵巣の大きさは7cmちょっとですね」。卵巣はさらに大きくなっていました。

 

「やばい! このまま卵巣が大きくなっていくなら手術せなあかんやん!!」と、わかまつさんもついに危機感を抱いた様子。「でも手術が怖すぎる〜嫌や〜」と嘆くわかまつさんに、友人は「手術ってさ、卵巣をまるごと取るん? その腫瘍のところだけ切り取るんじゃないん?」と質問します。

 

ここでようやく、『手術=卵巣の全摘出』だと思い込んでいたことに気づいた、わかまつさん。「もしかして卵巣って残すこともできるんかな?」と、手術に対する恐怖心が少しだけ和らいだそうです。

 

 

現在の医学界では『卵巣嚢腫は手術療法が原則』とされていて、よもぎ蒸しパッドで卵巣嚢腫が小さくなるといった科学的根拠はありません。「手術しなくて済むなら」と思っているわかまつさんがネットの情報を信じ込んでしまう気持ちもわかりますが、やはり手術をしないことには卵巣嚢腫は完治しないのです。


 

ちなみに、卵巣腫瘍における手術対象の大きさは6cm以上です。小さくても嚢胞による痛みやなにか症状がある場合には手術が推奨され、あまり大きくなりすぎると正常部分が残せなくて全摘になることもあるそうです。部分切除で済むうちに、早く手術を受けてほしいですね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長)

 

 

わかまつまい子さんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

 

 

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著者:マンガ家・イラストレーター わかまつまい子
フリーランスで働く6歳(女の子)と3歳(女の子)のママです!産後や毎日の育児で大変なママが、少しでもクスリと笑えるような漫画をお届けしています。

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