<筋腫が巨大化>「ボリボリ…」貧血で嗜好が激変!?気づけば冷凍庫の大量のモノが
2021年春。子宮筋腫による重症貧血のため、しまむらさんは子宮全摘手術を受けました。同じような症状に悩んでいる方や受診に抵抗のある方に向け、自分の体と向き合うことの大切さをマンガを通じて語ります。
42歳のときに経血が水っぽくなり、経血量が増えたしまむらさん。43歳を過ぎたころからは、生理になるとレバー状の血の塊が出るようになってしまいます。44歳で婦人科の定期検診に訪れたところ、以前から経過観察となっていた子宮筋腫が6cmから10cmにまで肥大し、鉄欠乏性貧血になっていることが判明。貧血は思ったよりも重症で、しまむらさんは数々の不調に見舞われてしまい……。
しまむらさんが患った「鉄欠乏性貧血」は、その名のとおり、体内の鉄分が不足して起こる貧血です。
鉄欠乏貧血になっているかどうかは血液中のヘモグロビン値でわかり、基準値は成人女性の場合、12g/dl以下となっています。しまむらさんの場合は一時期、6.9g/dlまでヘモグロビン値が下がったので、重度といえるほどの貧血です。
爪が二枚爪になって欠けたり、目の下にクマができたり、眉毛が抜けたり、手荒れがひどくなったり。全身がだるくて、少し運動しただけでも息切れ。さらに、しまむらさんの場合は顔を含め全身の肌の色が黒ずんだように見え、写真に写った自分を周りと比べると、かなり顔色が悪く見えてしまったそう。また、鉄欠乏貧血を患っている方の特徴でもある「異食症」のような症状も。ミント飴を凍らせたものや生野菜を、体が本能的に欲していたのだとか。
その後、婦人科で処方された鉄剤を1週間ほど飲み続けると、みるみるうちに症状は改善。ずっと「年齢のせいかも」と思っていた不調の数々は鉄欠乏性貧血のせいだったとわかり、しまむらさんはとてもスッキリしたそうです。実際、40歳を超えて体のだるさが続くと「どうせ加齢のせいでしょ」と考えてしまう人が多いかもしれませんが、このように、実は病気が原因になっているケースもあると覚えておきたいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
著者:マンガ家・イラストレーター しまむらゆきえ
貧血になった私はまるで別人のよう
42歳のときに経血が水っぽくなり、経血量が増えたしまむらさん。43歳を過ぎたころからは、生理になるとレバー状の血の塊が出るようになってしまいます。44歳で婦人科の定期検診に訪れたところ、以前から経過観察となっていた子宮筋腫が6cmから10cmにまで肥大し、鉄欠乏性貧血になっていることが判明。貧血は思ったよりも重症で、しまむらさんは数々の不調に見舞われてしまい……。
しまむらさんが患った「鉄欠乏性貧血」は、その名のとおり、体内の鉄分が不足して起こる貧血です。
原因としては栄養不足や消化器系の障害、妊娠などがありますが、しまむらさんのように婦人科系疾患などで出血量が増えた結果、鉄欠乏性貧血に陥るケースもあるようです。
鉄欠乏貧血になっているかどうかは血液中のヘモグロビン値でわかり、基準値は成人女性の場合、12g/dl以下となっています。しまむらさんの場合は一時期、6.9g/dlまでヘモグロビン値が下がったので、重度といえるほどの貧血です。
爪が二枚爪になって欠けたり、目の下にクマができたり、眉毛が抜けたり、手荒れがひどくなったり。全身がだるくて、少し運動しただけでも息切れ。さらに、しまむらさんの場合は顔を含め全身の肌の色が黒ずんだように見え、写真に写った自分を周りと比べると、かなり顔色が悪く見えてしまったそう。また、鉄欠乏貧血を患っている方の特徴でもある「異食症」のような症状も。ミント飴を凍らせたものや生野菜を、体が本能的に欲していたのだとか。
その後、婦人科で処方された鉄剤を1週間ほど飲み続けると、みるみるうちに症状は改善。ずっと「年齢のせいかも」と思っていた不調の数々は鉄欠乏性貧血のせいだったとわかり、しまむらさんはとてもスッキリしたそうです。実際、40歳を超えて体のだるさが続くと「どうせ加齢のせいでしょ」と考えてしまう人が多いかもしれませんが、このように、実は病気が原因になっているケースもあると覚えておきたいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
著者:マンガ家・イラストレーター しまむらゆきえ
提供元の記事
関連リンク
-
キム・ジェウォン&キム・ハヌル出演の韓国ドラマ「ロマンス」1月7日(水)放送スタート!「ロマンス」再会SP番組も2月放送!CS衛星劇場
-
new
“ゆうこす”菅本裕子、産後ダイエットで80キロ→59キロに 実践法を紹介「ほんっっっとに強いし努力家」「すごく参考になりました」
-
『ウーマン・オブ・ザ・イヤー2026』大賞は、ドバイ万博の資材を⼤阪・関⻄万博でリユース。画期的な資材リユースで「循環型建築」を実現した、 永⼭祐⼦建築設計 取締役 永山祐子さん
-
自分らしく輝く、すべてのワーキングウーマンのための総合イベント 「WOMAN EXPO 2025 Winter」、 東京ミッドタウン・ホールで11月29日(土)開催、 参加の事前申込(無料)を受付中!
-
解熱鎮痛剤を常備している女性は約7割! 服用時に不安なことは?【働く女性にアンケート】