＜非モテ女子ヒロインになる＞「えぇっ、なんで！？」彼の考えが理解できない！物申した結果

【非モテ女子が片思いしてたハイスペ年下男子に告白されるまで 32話】25歳まで「彼氏いない歴＝年齢」だったメルコパンダさんは、ボランティアサークルで後の夫となる・とものりくんに出会いました。彼に惹かれていたメルコさんでしたが、ある会話の中で「彼に彼女がいる」と勘違いし「失恋した」と思い込んでしまいました。「失恋から立ち直ろう」と心機一転、髪をバッサリ切ったとき……。

賞金すべてをボランティアに？

「とものりくんのことは忘れて、次に進もう」――そうメルコさんが思っていたとき、サークルのグループメッセージにとものりくんから連絡が。「あるコンペで優勝したから、賞金をサークルで使いたい。今から打ち合わせしませんか？」という連絡に、「行ける」と反応したのは、なんとメルコさんだけ。

 

ひょんなことから2人きりでお茶をすることなってしまいました。

 



 

 



 

 



 

 


 

 



 

 



 

メルコさんが聞くと、とものりくんはコンペで獲得した賞金すべてをボランティアサークルの活動費にあてたいとのことでした。彼の言葉にメルコさんは衝撃。「誠を尽くして生きたい」といえど、自分が頑張った結果得たお金を人のために……というのは誰しもが考えられることではないですよね。本当に、とものりくんの考え方には尊敬してしまいます。

 

そして、メルコさんはそんなとものりくんの考えに共感できなくて……。自身がつらい経験をしたからこそ、自分の経験を元に、思いの丈をぶつけました。失恋して「とものりくんに好かれよう」と思わなくてよかったからか、「思ったことをハッキリと伝えた」というメルコさん。

 

結果的に、その姿がとものりくんには刺さっていたようです。とものりくんとお付き合いをスタートしたあと、メルコさんはこのときのことをとものりくんから聞いたようで「そんな恋の落ち方あるんだなぁ……マニアック」と感じたそう。彼を意識しない言動が……思わぬ結果となっていたのですね！

 

 

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著者：マンガ家・イラストレーター メルコパンダ