「お母さん何してるの!」父が育児に口出すと母は泣き叫び台所で信じがたい行動に<母に虐待された話>
もちこさんは5人家族。もちこさんには、3歳上の兄と1歳上の姉がいます。父と母は物心ついたころから不仲で、家庭内別居状態。真面目で昔ながらの考え方をする母はノイローゼになり、子どもたちを虐待するようになったのです……。日常的な虐待に嫌気がさしたもちこさんは、家出することに。しばらく外にいたのち、「母が心配してくれているかもしれない」と期待して家に戻るのですが……。
家出から帰ってきても、母はまったく心配してくれませんでした。そんな母親の態度にショックを受けたもちこさんは、抵抗することをやめてしまいます。
誰にも助けてもらえない…
誰かに助けを求める発想も環境もないもちこさん。
暴力や、暴言で責めてくる母にひたすら耐える日々を送っています。
そんなある日、姉が母に叱られていると「ちょっと厳しくしすぎとちゃうか?」と父が口を挟みました。
これに対して母は激怒……。
「子育てに全然関わってないくせに口出しするな」と父と言い合いになります。
さらに興奮した母は台所へ向かい、包丁を手にしたのでした。
責められていると感じた母は恐ろしい行動に……。
子どもの前で包丁を取り出すなんて、一生消えないトラウマになってしまってもおかしくありません。
父にはなんとかして母を落ち着かせてほしいところです。
そのためにはまず、今まで育児に関わってこなかったことを深く反省し、母に謝るべきでしょう。
母がこうなってしまったのも、育児をひとりで頑張ってきたからかもしれません。
母が背負っている重荷を、ともに担いであげられるのは家族だけ。
父には、母にも子どもたちにも真摯に向き合ってほしいですね。
小さな悩みごとでもひとりで抱え込まないことが大切です。育児や子育てに悩んだときは誰かの助けを借りながら日々過ごしていきましょう。
▼よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
ガイダンスで専門的な対応も選べます(外国語含む)。
0120-279-338つなぐささえる(フリーダイヤル・無料)
岩手県・宮城県・福島県から0120-279-226つなぐつつむ(フリーダイヤル・無料)
▼いのちの電話(一般社団法人 日本いのちの電話連盟)
0570-783-556(ナビダイヤル)
○午前10時から午後10時まで
※IP電話(アプリケーション間の無料通話を除く)からは03-6634-2556(通話料有料)
0120-783-556(フリーダイヤル・無料)
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○毎月10日は、午前8時から翌日午前8時まで
※IP電話(アプリケーション間の無料通話を除く)からは03-6634-7830(通話料有料)
著者:マンガ家・イラストレーター もちこ
再構築中のサレ妻。2歳差男児たちの母。ブログやインスタグラムで再構築の日常、育児漫画、実母から虐待されていた話、結婚詐欺にあった話、豊胸&脂肪吸引レポ等、自身の体験漫画を描いている。コミック『結婚生活の半分以上不倫サレてました 夫と不倫相手を地獄に堕とす』(KADOKAWA)発売中。