「大丈夫なの?」夫の忠告を無視し、調子に乗って食べ続けた結果!? <筋腫が巨大化>
2021年春。子宮筋腫による重症貧血のため、腹腔鏡手術で子宮全摘手術をすることになったしまむらゆきえさん。治療にかかる出費が地味につらかったり、スケジュール面で治療と育児の両立が大変だったり、夫の病気に対する理解が浅かったりして、しまむらさんの中でどんどんモヤモヤが溜まっていきます。しかし、新しく主治医となった医師との出会いで状況は一変し……。
術前説明でまさかのダウン
MRI検査と術前検査が終わったころ、主治医が変更になったしまむらさん。新しく主治医となった医師は相手の目をしっかり見て話してくれる人で、説明もていねいでわかりやすく、しまむらさんは「私の体と真剣に向き合ってくれる人と初めて出会えた」と医師に信頼を寄せるとともに、溜め込んでいたモヤモヤがスッと晴れていくのを感じました。
新しい主治医はスケジュール調整もスムーズで、手術日程もすんなりと決まり、ようやく治療が一歩前進したと思えたしまむらさん。そんな中、入院1週間前にしまむらさんは術前説明を受けるため、夫と2人で病院へと足を運びます。
このころのしまむらさんは、子宮筋腫による鉄欠乏性貧血の治療のため、鉄剤(フェルムカプセル100mg)を4カ月ほど服用していました。フェルムカプセル100mgには嘔吐、腹痛、胃痛、食欲不振などの副作用が報告されていて、しまむらさんの場合は4カ月ほど服用を続けているうちに胃腸が荒れてしまったそう。胃腸の不調にストレスも重なり、体重が3kgほど落ちてしまったのだとか。
そんな中、「久々に2人で外出するし景気付けに」と、しまむらさんは術前説明当日、天ぷら御膳と抹茶アイスを飲食店でオーダー。心配する夫に「大丈夫、大丈夫」と余裕を見せていたものの、病院に着くころには腹痛でダウンし、夫に受付をお願いするはめになってしまいます。主治医や薬剤師、麻酔医、看護師さんと、いろいろな人から説明を受けるときも、ずーっとおなかはギュルルルルと鳴りっぱなし。結局、見かねた看護師さんが気をつかってくれ、病院のストレッチャーで少し休ませてもらってから帰宅したそうです。
術前検査の直前にしまむらさんが「手術なんてめったにないから何か面白いことをしたいなぁ……あっ! 主治医にあれをお願いしてみよう!」と考えていたのは「切り取った子宮筋腫に触る」というアイディアだったのですね。
主治医が「病理検査に出すから傷むとまずいんだよなー」と言っているとおり、摘出した筋腫を見ることはできても、おそらく触れられる機会なんてそうそうないですよね。もし叶えられたら、一生の思い出になりそうですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
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著者:マンガ家・イラストレーター しまむらゆきえ
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