「トリップの準備はいい?」麻酔医のひと言でドキドキの手術がスタート!<ポリープ取りました>
スイス在住のグラフィックデザイナー・AKITOさんが作画を手がけた本作は、志保(シホ)という女性が子宮ポリープの切除手術を受けた際の体験を描いたものです。産後健診でたまたま子宮内膜ポリープが見つかった志保さんは、子宮鏡下手術を受けることに。人生初の全身麻酔に不安を抱きながらも、気づけば手術当日を迎え……。
人生初の全身麻酔は…
夫に「全身麻酔ってどうだった?」と尋ねると「ぐっすり熟睡したよ」とのことで、「開腹手術に比べて今回の子宮鏡下手術は体の負担も少ないし、全身麻酔で寝ているうちに終わりそうだな」とホッとした志保さん。ただ、それでも不安はあって、手術当日まではネットで子宮ポリープで子宮鏡下手術を受けた人たちの体験談をひたすら調べていたそうです。
そして、いよいよ手術当日。開始予定時刻を30分過ぎた11時ごろに看護師さんから声をかけられ、志保さんはストレッチャーに乗ってオペ室へ。麻酔医や執刀医に囲まれ、手術に向けて着々と準備が進んでいきます。
前処置室では温かいマットのようなもので全身をぐるっと包まれ、次は点滴のためのルートをとることに。血管が細かったのかうまく注射針が入らず3回ほど失敗したものの、4回目で無事に成功。「正直このときは痛かった」と語る志保さんですが、このあとは麻酔によって眠ってしまうので、痛いのはこれが最後のはずです……!
麻酔医や執刀医も姿を現し、手術に向けた準備が着々と進んでいきます。そしていよいよオペ室の中へ。麻酔医の「準備はいい? ゆっくり麻酔を入れていくね〜」という声かけで、全身麻酔がスタートします。全身麻酔の場合は、マスクから酸素を吸引しつつ点滴で強力な麻酔薬が体内に入ってくることで、ものの10秒ほどで意識がなくなってしまうのだとか。
志保さんも最初の数秒ほどは頭がはっきりしていたようですが、そのうち、視界の中のオペ室の照明がぼんやりとしてきて意識がスーッと薄れていきます。次に目が覚めたときには、手術が終わっていそうですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
AKITOさんのイラストは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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著者:マンガ家・イラストレーター AKITO
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