「え?」自分の意見を曲げない義母に対して夫がまさかの言葉を言い放ち<親子トラブル>
ライコミさんは、「妻の鏡」と周囲から一目を置かれるほど家庭に尽くす母親のもとで育ちました。「あなたはママの大事な宝物よ」といつもやさしい言葉をかけてくれる母親のことが大好きだったライコミさん。大人になってもその思いは変わっておらず、ほんのささいなことでも母親にアドバイスを求め、母親が喜ぶ選択をすることが当たり前のようになっていました。ところがそんなライコミさんの考え方はいつしか自分を苦しめることに。自己肯定感が低く、いつも自分に自信が持てなくなってしまったのです。そんなライコミさんでしたが、彼女の頑張りを認めてくれる夫・リョウタからのやさしい言葉が自信を取り戻すきっかけに。リョウタのおかげで母親の気持ちも理解できるようになっていきます。
「母親も私と同じように自分に自信がないのかも」そう思ったライコミさんが向かった先とは……?
もっと自分を認めてあげてほしい
ライコミさんが家族3人で訪れたのは、母親が暮らす家。
母親に「話があって来たの。」とライコミさんは切り出します。
リョウタとの話し合いで母親も自己肯定感が低いことに気づいたライコミさん。自分がリョウタにしてもらったように、ライコミさんも母親の頑張りを認めることにしたようです。
そこで「もっと自分を認めてもいい。」と、ライコミさん自身が家族に教わったことを母親に伝えるのでした。
自分のいいところは自分ではわかりづらいものです。だからこそ自分に自信を持つことが苦手な人は意外と多いのかもしれませんね。
特に、長い人生自分を犠牲にしてきた母親にとっては、今さら自分の考えを変えるのが難しい部分もあるのではないでしょうか。
ですが、自分を大切に思ってくれている家族の心からの言葉なら、素直に聞けることもあるでしょう。
リョウタの存在がライコミさんにとって自信を取り戻すきっかけとなったように、今度はライコミさんが母親の自信を取り戻すためのきっかけを作ってあげてほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ライコミ