「バラしたら暴露するよ」え?噂好きママ友に握られた私の秘密とは<他人の裏事情に詳しいママ 友>
30代の主婦マユさんは、夫と小学生の息子の3人家族。地元で暮らし、穏やかで楽しい毎日を送っていますが、最近はママ友ミツ子との関係に悩んでいます。「他人の裏事情」に詳しいミツ子が逐一報告してくる暴露話に勇気を出して、「気分がよくないし、興味がない」と本心を打ち明けましたが、陰口は誰でもするものと聞く耳をもってくれません。それどころか、マユさんの話を遮ってさらに別のママ友の暴露話を続けてくるのです。
共通のママ友の妊娠について、どこまでが本当なのかわからないトンデモな噂話を披露してくるのですがーー。
「バラしたら、マユの秘密も一気に広めるからね!」何を根拠に!?
ママ友のインスタのストーリーでのつぶやきから逆算して、妊娠の相手が夫ではなくーー。
「Y沢さんの旦那さんだって噂なの」
「これはさすがにヤバくない!?」
さぞ驚くだろうと、期待の表情を浮かべて得意げに噂話を繰り広げるミツ子ですが、微妙な反応のマユさんを前に、この話を把握しているのは自分だけなので絶対に内緒だと口外無用を要求します。そんな一方通行の会話の状態に肩を落とすマユさんですが、ミツ子がさらにとんでもないことを言い出します。
「私がこんな話をしたとか広めたら、マユの秘密も一気に広めるからね!w」
まったく予想外の話の展開に困惑するマユさん。ミツ子は何を根拠に突然そんな発言をしたのでしょうか。
他人の噂話は興味がないと主張しているにもかかわらず、話題の過激度が上がれば自分の話に食いついてくると勘違いしている友人に半ば諦め気味の主人公。適当に聞き流せばこの場をやり過ごせるかと思ったのですが、友人は主人公も秘密暴露の対象だと悪びれもなく宣言し、一気に緊張感が高まります。どう対応するのが正解なのでしょうか?
イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 愛川なつみ 著者:原作者 つばさ