不登校初日!「まだ12時か~…」家庭学習に奮闘する母をよそに、不満げにぼやく娘<不登校一週間>
マミヤさんの長女・2014年生まれの自閉症スペクトラムのしぇーちゃんが小学2年生のときのお話です。夏休みが明け、2学期が始まった途端、学校へ行くと体の調子が悪くなる日が続いたしぇーちゃん。ある日、しぇーちゃんが涙を流しながら「私、学校に行くのがつらいの」と正直な気持ちを伝えてくれたことをきっかけに、マミヤさん親子は不登校の道を選択しました。
不登校初日は、学校にお休みの連絡を入れたり、かかりつけの児童精神科の予約を入れたりして、以前から話し合っていたスケジュールで過ごすことに。
いい感じかなと思っていたのに…
※訂正:(誤)受診をして→(正)受診させて
学校の漢字ドリルや個人的に用意したドリルなどの座学に加え、日本地図パズルや虫探し、捕まえたコオロギのエサを切るなど、動きながらの学習も取り入れた、ホームスクーリング初日。
「いい感じかな」と思っていたマミヤさんでしたが、しぇーちゃんは「まだ12時か~」とゲームやYouTubeをしていい時間までが長いとぼやきます。
「学校に行かない子の勉強量がまだわからず、何時間も勉強ばかりはかわいそうだったのと、逆にゲームは1時間だけという制限も、家にずーっといるのにお互いがつらくなりそうで……」と、とりあえずゲームなどの自由時間は3時間に設定していたそう。
しかしそれでも、初日から少し不満げな様子のしぇーちゃんなのでした。
不登校を選んだからといって家でダラダラ過ごすのではなく、外での体験を取り入れつつ積極的に子どもの学習に関わるマミヤさん。
学校の代わりに家で学習するとなると、何をすればいいのか難しいものです。わからないことだらけの中、初日からここまで子どもにしっかりと向き合えるのは、とても素晴らしいことですよね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
著者:マンガ家・イラストレーター マミヤ