「お酒飲みます?」医師の言葉に歓喜!ついに治療は終了となるのか?<7.5cmに腫れた卵巣>
生理4日目に体調に違和感を覚え、病院で超音波検査を受けたところ、左卵巣に7.5cmのチョコレート嚢胞ができていると判明したわみださん。5日ほど入院してチョコレート嚢胞の切除手術を受けることになりました。入院2日目に手術が終わり、3日目、4日目と、その後の経過は良好。予定通り、入院5日目に退院したのですが……。
チョコレート嚢胞との向き合い方
当初の予定通り、入院5日目に退院したわみださん。退院後はしばらく仕事はお休みし、自宅療養をしながら自主的にリハビリに励みます。すると、退院初日、2日目、3日目と、日を追うごとにラクに歩けるようになってきたのですが、まだおなかには術後の痛みが残っていて、座っていると、めまいや気持ち悪さに襲われてしまいます。そんな中、退院5日後に定期検診のために病院へ足を運ぶと……?
※チョコレート嚢胞は、子宮内膜症の1つです。
子宮内膜様の組織が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。
退院から5日後、わみださんは経過を診てもらうため、病院へと足を運びます。「経過は良好ですね。手術時にたまたま見つかって切除した病変ですが、調べたら良性だったので特に問題はありません」と告げる主治医。数日後からはお酒も飲んでいいそう。めまいが起こるのは手術時の麻酔が影響しているらしく、医師の言う通り、そのあと1週間ほどで症状は出なくなりました。
そして、退院から約2週間後に職場復帰を果たしたわみださん。
最初はおなかに負担のかかりにくい軽めの作業から始め、手術から約1カ月後、おなかの痛みもなくなって体力も回復したころ、ようやく元の業務をこなせるように。3カ月検診時に医師と相談し、今後は再発防止のために薬を飲み続けることにしながらも、チョコレート嚢胞の治療は一旦終了となりました。
2023年6月現在のわみださんは、大好きなお酒をガバガバ飲みつつ、ライブカフェの店長は辞めてフリーランスとして独立し、イラストやアクセサリーの制作をはじめ、PA、舞台監督、チラシやCDのデザイナー、動画編集など、多岐にわたる活動をおこなっているそう。
わみださんが今こうして好きなことをできているのは、病気をきっちり治療して健康に過ごせているからこそではないでしょうか。わみださんの言うように、婦人科系疾患にかからわず、病気には予防できないものがたくさんあります。みなさんも普段の生活で少しでも体調に違和感を覚えたら、健康かどうか確かめるくらいの気持ちで、病院で診察を受けるといいかもしれません。
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:マンガ家・イラストレーター わみだ
提供元の記事
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