「実はオレ…」え?何気ないつぶやき→彼からまさかの告白が
毎月の生理期間。ストレスを少なく過ごしたいと思っている私は、「一緒にいる時間の多いパートナーには自分の体のことを知っておいてほしい」と考えています。そんな私の「彼が知ろうとしてくれてうれしかった」お話です。
付き合いたての彼
現在お付き合いしている彼と付き合い始めてすぐのころ。
ちょうど生理がきてしまった私が、ひとり言のように何気なく「生理きた~嫌だなあ」と言うと、彼は「つらい? 体調どう?」と気づかいの言葉をかけてくれました。
そして「今は大丈夫だよ」と言うと、彼が改まった様子になり……「実は、ちゃんと生理のときのことを聞いておきたかったんだ」と言われたのです。
生理のことを共有
人によっては「自分の生理のことを話したくない」という人もいるかもしれませんが、私は知ろうとしてくれたことがとてもうれしく感じました。そして、「ありがとう、なんでも聞いてほしい」と伝え、彼が質問をしてくれるかたちで、私は自分の生理について話すこととなりました。
彼が主に聞いてくれたのは以下のことです。
・生理周期
・生理期間
・生理前、生理期間中の症状
・生理前、生理期間中にしてほしいこと、しないでほしいこと
・生理中に今まで困ったこと
生理前、生理中は、私の負担にならないように、力になれるようにしたいと思ってくれていることが伝わり、とてもありがたかったです。
生理管理アプリの使用も!
そして、私の体のことを積極的に知ろうとしてくれた彼に、私は「生理管理アプリで情報を共有しない?」と提案してみました。生理がもうすぐきそうというときや、生理が始まったこと、私がアプリで入力した体調やその日の気分を、パートナーのもとに通知してくれる機能です。「うっとおしく感じさせるかもしれないから」と提案するのは遠慮していたのですが、話してみると「便利そうだね! 使いたい!」と喜んで登録してくれました。
そして、彼はこの機能をよく活用してくれています。生理がきたことをアプリで把握すると「体調はどう?」と聞いてくれたり、生理前で気分が沈んでいるのを態度に出してしまったときも、必要以上にわけを訊ねることはせずそっとしておいてくれたり。私の好きなお菓子を買ってきてくれて、元気が出たこともありました。
身近な人に、自分のことを知ってもらえる、気づかってもらえる。というのは、気分の浮き沈みが大きかったりさまざまな症状に悩まされたりする生理期間中にはとても心強く思えました。彼には感謝の気持ちでいっぱいです。私自身、彼に頼りすぎることがないよう、私も彼のことをもっと知って気づかい合っていきたいです。
著者/岸田まみこ
作画/加藤みちか
監修/助産師 松田玲子
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著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
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