「なんだろう?」私のおしりをじーっと見つめるピアノの先生。帰宅してスカートを脱ぐと!?
ある日、ピアノ教室におろしたての白いスカートをはいていったときの話です。ピアノの先生が何か言いたげな表情で私のおしりのほうをじーっと見ていて……。
生理日近くは意識して黒や柄物のボトムスを
私は12歳で初潮を迎え、それから生理周期が乱れることはほとんどなく、突然生理がきて焦るというトラブルも少なかったです。
ただ、経血量が多い日は漏れてしまうのが怖かったので、生理中はなるべく黒っぽい色や柄物のボトムスや下着を身に着けるように意識してきました。
めったにはかない白いスカートの悲劇
普段から衣服を購入するときは、汚れが目立ちやすい色を避けてきた私。とはいえ、たまにはおしゃれをしたい気持ちもあり、25歳のときに白いスカートを1枚だけ購入したことがあります。しかし汚れるのが怖く、なかなかはいていく機会がありません。ようやくそのスカートをおろした日にちょうどピアノレッスンがあったのですが、レッスン後に先生がなにか言いたげな表情で私のおしりのあたりを見ていました。
不思議に思いながら帰宅してスカートを脱ぐと、先生の視線の意味がわかりました。なんと、スカートの後ろに茶褐色の汚れが付着していたのです! しかもちょうどおしりのあたりなので、ぱっと見では経血に見えます。
しかし、その日は生理日ではありません。どうやら車の運転席に敷いていた座布団の汚れが、スカートに移ってしまっていたようなのです。経血が漏れたわけではないので、幸いにもピアノ教室の椅子を汚してはいませんでしたが、経血漏れだと先生に勘違いされたことがとても恥ずかしくなりました。
やはり生理だと間違われていた
数日後、ピアノの先生が主催する地元合唱団での練習に参加した私。コンサートを控えてハードな夜間練習が続いていたこともあり、練習途中に少し体調を崩してしまったのですが、その様子を見て先生が「貧血だからつらいね」と声をかけてくださいました。
生理中ではありませんし貧血ではないのですが、このひと言でやっぱり先生はこの間のスカートの汚れを経血漏れだと勘違いしていたのだと、確信しました。
説明するのも恥ずかしかった私は、ただ頷くしかできませんでした。
この一件で、私は汚れが目立ちやすい白いスカートを封印することに。経血漏れだと勘違いされて恥ずかしい思いをしたので、それからは色の薄いボトムスは控えるようになりました。
著者/小沢翔子
作画/モリナガアメ
監修/助産師 松田玲子
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イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モリナガアメ
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