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不機嫌そうなかき氷屋さんのおじさん。子どもたちの順番をハラハラしながら見守っていると衝撃の結果に

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不機嫌そうなかき氷屋さんのおじさん。子どもたちの順番をハラハラしながら見守っていると衝撃の結果に


休日はよく公園に行くのですが、わが家の子どもたちはひとしきり遊んだ後、「アイスかカキ氷食べたい!」というのがお決まりです。ある日公園に来ていた屋台を見つけて買いに行くと、忙しそうなお店のおじさん。カキ氷待ちの列ができ始め、不機嫌で怖そうな様子で……。

 

暑い日のカキ氷屋さんは大忙し!


わが家はとくに用事のない休日は、「公園に行きたい!」という8歳の次女と4歳の次男を連れて公園へ遊びに行きます。公園の自販機のアイスやカキ氷屋さんを見つけるとすぐ「買って!」という2人。ある日、いつもとは違った公園に行くと、カキ氷屋さんの屋台が出ていました。

 

たまたま友だち家族と出会ったので、遊んだあと一緒にカキ氷を買いに行くことに。すると、屋台のおじさんが急いでカキ氷器の準備をしているところでした。
その日は気温も高く、おじさんは見るからに忙しそうな様子。子どもたちは自分が食べたいカキ氷を注文して待っていると、後ろにも列ができ始めました。

 
 

無口で不機嫌なおじさんは


準備中は無口でイライラしているように見えましたが、急いでカキ氷を作り出したおじさんは、「何味だったかな? カキ氷にはマヨネーズだよね!」「マヨネーズじゃないよミルクだよ!」と子どもたちと会話しながらミルクをかけてくれました。

 

急ぎながらも、待っていた子どもたちを楽しませようとするおじさん。「食べたあとはゴミ箱がそこにあるからね!」と教えてくれました。

 

 

おじさんの準備中の雰囲気と、カキ氷を作っているときの会話のギャップにほっこりした出来事でした。子どもたちも待ち時間はありましたが、カキ氷を受け取ると「ありがとう」と笑顔に。私も忙しいときはついつい子どもたちに「ちょっと待って!」とイライラしてしまいがちですが、待ってくれたことに感謝することの大切さに気づかされました。


 

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イラスト/ぽん子

著者:松田みさと

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