「目が回る…マズい」生理中に飲み会に参加した結果、とんでもない事態に?
生理1日目のある日。「今日は生理痛があるから、家でのんびりしていよう」と考えていたときのことです。先輩から上司との飲み会に誘われ、普段からお世話になっていたので断ることができず、急きょ参加することになりました。生理中は酔いやすいうえ、おなかを下しやすいのでもともと飲酒は控えていたのですが……。
みんなで乾杯
参加者は普段から付き合いのある上司含め4人。以前からよく飲んでいた居酒屋にお邪魔しました。生理中は酔いやすいうえ、おなかを下しやすいのを知っていた私は、「周りに左右されないでお酒は控えめにしよう」と心に決めていました。
ここの居酒屋には上司が入れていたボトルがあったため、割り物をもらい、私はハイボールを作って飲むことに。
これが後の黒歴史につながることとなるのです……。
油断は大敵
乾杯して約1時間後。このときはまだ酔いは回っていませんでした。「このペースだったら大丈夫かもしれない」と心のどこかで思ってしまったのが、今思えば間違いだったと感じています。
そこからは上司と先輩の会話が広がって、私は話について行けずひたすら飲み続けるしかなくなり……。ここでお酒を作るのが自分だったらよかったのですが、仲のいい先輩が私のグラスが空くのと同時にお酒を作ってくれていたので、常に私のグラスにはお酒が入っている状態でした。
黒歴史と化した思い出に…
会話について行けない私。そしてひたすら飲み続けるしかない私。
ついには自分でもわかるほど酔いが回ってしまいました。普段はあまり酔った姿を見せないのですが、珍しく職場の人の前で酔ってしまったため、会話が盛り上がっていた上司・先輩方を心配させてしまうことに……。
しかも用を足そうとトイレに行ったものの、おなかを下しているときは制御が効かず、少し漏らしてしまう羽目に……。ちょうどナプキンを持っていたからよかったものの、ナプキンをつけていなかったらどうなっていたのだろうと思うと、今思い出しても冷や汗をかく出来事です。
「酒は飲んでも飲まれるな」。肝に命じていたものの、少しの油断からこんなことになるとは思いませんでした。ただでさえ生理中は酔いやすく、おなかを下しやすいことを知っていたので、この日は飲み会への参加を控えるべきだったと思います。生理中は特に自分の体に気をつかい、飲んでも大丈夫な日と飲みを控える日をはっきりと区別したほうがいいなと改めて反省しました。
※生理中はアルコールを分解する力が低下しているので、アルコールがまわりやすくなります。また、経血が排出されることで貧血や脱水にもなりやすい状態です。その状態で、アルコールを摂取すると血中のアルコール濃度が上がって、頭痛やめまいなどを引きおこす恐れもあります。さらにアルコール摂取によって、血行が良くなり出血量が増えます。代謝が悪くむくみやすかったり、精神的に不安定になったりする時期でもあるので、飲み過ぎには注意しましょう。
著者/沖田彩花
イラスト/ののぱ
監修/助産師 松田玲子
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イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター ののぱ
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