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「やっぱり聴覚過敏?」教室の騒音に耐えられず、人一倍疲労を感じていた息子<支援級に移籍するまで>

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「やっぱり聴覚過敏?」教室の騒音に耐えられず、人一倍疲労を感じていた息子<支援級に移籍するまで>


もっつんさんの長男・タクくんが小学校に入学後、支援クラス(特別支援学級)をすすめられて移籍するまでのお話です。入学からしばらく経つと、タクくんは「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。実はもっつんさんは、タクくんが年長に上がるタイミングで再婚し、見知らぬ土地で義両親と同居中。まるで下宿をしているような環境の中、夫にもなかなか本音を言い出せず、疲労とストレスはたまる一方。学校内だけでなく、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、小学校の担任の先生から案内があった、スクールカウンセラーに相談してみることに。

臨床心理士として非常勤大学教授もしているスクールカウンセラーの花雲(かうん)先生のアドバイスにより、改めてタクくんに教室を脱走してしまう理由を聞いてみると、「教室がうるさいから」という思わぬ言葉が返ってきました。

 

これまでタクくんの行動にばかり目を向けていたもっつんさんは、タクくんが『聴覚過敏』の症状に苦しんでいたかもしれないことを知り、申し訳ない気持ちに。さらに自身の行動を振り返り、「なんであんなふうに怒っちゃったんだろう」と落ち込んでしまいます。


 

それからスクールカウンセリングを受ける中で、タクくんは“字を書くこと”が苦手であることが明確になってきました。そしてやはり、聴覚過敏の傾向も……。

 

教室で人一倍疲れを感じていた息子


「やっぱり聴覚過敏?」教室の騒音に耐えられず、人一倍疲労を感じていた息子<支援級に移籍するまで>


 

「やっぱり聴覚過敏?」教室の騒音に耐えられず、人一倍疲労を感じていた息子<支援級に移籍するまで>


 

「やっぱり聴覚過敏?」教室の騒音に耐えられず、人一倍疲労を感じていた息子<支援級に移籍するまで>


 

「やっぱり聴覚過敏?」教室の騒音に耐えられず、人一倍疲労を感じていた息子<支援級に移籍するまで>


※訂正:(誤)落着く→(正)落ち着く

 
「やっぱり聴覚過敏?」教室の騒音に耐えられず、人一倍疲労を感じていた息子<支援級に移籍するまで>


 

「やっぱり聴覚過敏?」教室の騒音に耐えられず、人一倍疲労を感じていた息子<支援級に移籍するまで>


 

「やっぱり聴覚過敏?」教室の騒音に耐えられず、人一倍疲労を感じていた息子<支援級に移籍するまで>
 

「教室がうるさいから」という理由でタクくんが教室を脱走してしまっていたことも、やはり聴覚過敏が原因だったのかもしれません。タクくんはいろいろな音がする教室で過ごすことに、人一倍疲労を感じてしまっていたのです。

 

家で宿題をするときにはタクくんが少しでも落ち着くよう、なるべく静かな環境でおこない、小さな成功を積極的に褒めるように意識したもっつんさん。

 

一方で、もっつんさんの生活は、

 

・腰ヘルニアのため転職

・本格的な不妊治療を開始

・パワハラにより夫が突然の転職

 

など、さまざまな変化が訪れます。

 

夫に対していろいろ言いたいことがあっても、まずはお土産のプリンを食べるもっつんさんがかわいらしい♪ 甘いものを食べると、少しホッとしますよね。

 

もっつんさんは「このころは毎日、無我夢中でした。
1日中、何かしらのストレスがあった試練の期間で、自分を甘やかすポイントを作らなきゃ、やっていられませんでした」と振り返ります。

 

もっつんさんにとって、おいしいスイーツが自分を甘やかすポイントだったのでしょう。皆さんは日常でストレスを感じたときに、自分自身を甘やかすポイントはありますか?

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター もっつん

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