「なんだか疲れたなぁ」病室での荷解きが完了!ふと窓の外を見ていると?<不妊の原因は?>
Instagramでさまざまなジャンルのマンガを投稿されている、もちなべさん。妊活を始めたものの半年経っても子どもを授かれず、婦人科でMRI検査を受けた結果、子宮筋腫であると判明しました。医師によると筋腫はかなりの大きさになっていて、このままでは不妊の原因にもなりえるとのこと。妊活を成功させるためにも、もちなべさんは早期に手術を受ける決意をします。
入院とはいえ久しぶりの長期休みに…
いよいよ迎えた入院生活1日目。これからもちなべさんは5日間ほど入院し、腹腔鏡手術で子宮筋腫を切除することになります。入院前の手続きでは、費用が高額になる個室(1日1万円)を断念し、仕方なく4人部屋(無料)を希望したもちなべさん。しかし幸いなことに入院初日、看護師さんから「大部屋が埋まっているので、空きが出るまでは個室を使っていただきます。
もちろん無料ですよ」との案内が! 看護師さんに先導されて個室に向かうと……?
入院1日目はまず新型コロナの抗原検査やCT、採血などがおこなわれ、夕方に下剤を飲んでおへそを掃除し、夕食を済ませて就寝という流れでした。
ちなみに手術前に下剤を飲む目的は、腸内の便を少なくしておくことで手術中に感染症が起こるリスクを減らしたり、医師が執刀しやすくしたりするところにあります。また、手術後の患者さんは絶対安静となるのですが、腸内に便が溜まっていて術後に排便したくなったときには、おなかに力を込めなければなりません。つまり、術後の体の負担を軽くするためにも術前に下剤が使用されるわけです。
入院初日はやらなければならないことがいくつかあったものの、個室の窓から外を眺めると青い空にふわふわの雲が浮かんでいて、風で木の葉が揺れてザワザワとした音が聞こえてきて……。日々仕事に追われ、慌ただしい生活を送っているもちなべさんは「入院とはいえ、長期休みを取ってこんなにゆっくり過ごすのは久しぶりだなぁ」としみじみ。このとき病室から見えた風景は、今でもはっきりと頭に残っているそうです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
もちなべさんの作品は、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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著者:マンガ家・イラストレーター もちなべ
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