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「今すぐ抱きしめてぇ」息子への接し方に悩む母が救われた、先生の言葉とは!?<学校に行きたくない>

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「今すぐ抱きしめてぇ」息子への接し方に悩む母が救われた、先生の言葉とは!?<学校に行きたくない>


ねこじまさんの長男・まっちくんが小学1年生のときのお話です。入学式のときから「早く帰りたい」と連呼していたまっちくん。4月に入学してからすぐ、「学校に行きたくないよぉ」と登校しぶりが始まりました。まっちくんが教えてくれた理由の中には、慣れていけば解決しそうな問題だけでなく、音に関する問題もありました。普段の様子からも、まっちくんは音に少し敏感なところがあると、ねこじまさんは感じていたそうです。登校しぶりが続く中、クラスでのまっちくんの様子を見に行ったお姉ちゃんによると、いつもひとりで過ごしているとのこと。気になったねこじまさんが、さりげなくまっちくんに学校生活について聞いてみると、「友だちが欲しいけれど、どうしたらできるかわからない」とひとり悩んでいるようでした。

その後、まっちくんは発達検査を受けたものの、診断名はつかず、常同行動(※)やこだわりなどに関しては「年齢とともに緩和してくることもあるので、様子を見ましょう」とのこと。
悩みを解決する糸口が見つかればいいなと期待していたねこじまさんは、悶々としてしまいます。

 (※)常同行動:一見すると目的もなく、一定の行動(動作)を繰り返すこと

 

そんな中おこなわれた、夏休み前の個人懇談。

学校生活についての生徒向けアンケートで、新しくできたお友達の名前を書く欄があり、まっちくんは白紙で提出していたものの、まっちくんの名前を書いている子が何人かいたとのこと。

 

先生は「まっちくんはなかなか『友だち』とは思えないかもしれないけれど、相手の子が『友だち』と思える受け答えができているんだと思います」と話してくれました。

 

ねこじまさんは、思わず涙して……。
 

 

見えない部分こそ、信じてあげなきゃ…


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ねこじまさんは「親は他の子との関わりまで見ることはあまりできません。だから余計に不要な心配をしてしまいがちに。だけどやっぱり見えていない部分こそ、信じてあげることが大切なんだと思いました」と振り返ります。


 

「結局、毎日葛藤です」というねこじまさんの言葉に共感する方も多いのではないでしょうか。子どもへの対応は、どれくらい甘くしてもいいのか、あえて厳しくしたほうがいいのか……など、日々悩むことだらけですよね。

 

 

担任の先生が言うように、「お母さんがわかってくれていること」がとても大切なのかもしれません。つらいことや悩みがあったとき、自分のことを理解してくれている人が近くにいるだけで、心が強くなれることも。

しかし学校にいる間は、物理的に家族と離れて過ごすため、不安な気持ちが大きくなってしまいがち。離れていても家族はいつでも味方であること、学校で困ったときには、家族はもちろん先生に相談していいということを子どもに伝えることで、学校にいる間の寂しさや不安感が少し解消されるかもしれませんね。

 

著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ

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