「危ないから…ごめんね」車に乗せてと図々しい親子→理由を説明し、断ると…<車に乗せて欲しいママ>
通勤のため、普段は駅まで自転車を使っていたあおさん。雨の日に同じマンションに住むみどりさんに声をかけられたことをきっかけに、ほぼ毎日駅まで送ってもらっていました。
あおさんは待ちぼうけしなくて済むように、みどりさんの連絡先を聞き、休みの日を把握することに。
あおさんは息子に「いつもはみどりさんの車に乗せてもらっている」と話しました。すると、息子も車に乗りたがって……。
これってラッキーかも!? 子どもの発言にウキウキ
子ども同士で、車に乗せてもらう約束をしたと知り、「帰りも送ってもらえるなんてラッキー!」とよろこぶ、あおさん。
次の日、みどりさんの息子が「あおくんと一緒に帰りたい」と言い、あおさんは歩きで来たことを伝えます。さらに、あおさんの息子が「ぼくも車に乗りたい~」と言い出しました。
これで車に乗せてもらえると思ったあおさんでしたが、みどりさんは「チャイルドシートが1台しかないから乗せられない」と断ります。あおさんは「車だったら、ほんのちょっとの距離だし、よくない!?」と不満に思うのでした。
◇ ◇ ◇
自分の息子をダシに、帰りも車に乗せてもらおうとしたあおさん。歩きで来ている時点で、送ってもらう気満々なのがわかりますね。ラクしたい気持ちはわかりますが、みどりさんの気持ちを少しでも考えているのでしょうか。
車に人を乗せるのは、とても気を遣うことです。みどりさんの気持ちにもっと寄り添ってほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ