2023年11月14日 13:20
「もうこれしかない」母の道楽での借金が膨れ督促に追われた娘の決断とは<毒親と絶縁するまで>
さらに学校を休ませてまでユズさんに電話の対応をさせるようになります。
次第に自宅のインターホンが鳴るようになり、ついに個人再生の手続きをすることに。実は消費者金融からの借金もあり、月々の負債は父親の月収を超えるほどでした。
母親は離婚をとりやめ、趣味のジュエリーを手放すと言います。ユズさんは落ち込む母親を見て、何とかしてあげたい一心に。このころから親子の役割が逆転し始めます。
そしてユズさんは大学進学をあきらめ、公務員を目指すことに。しかしそれは、家を出る可能性があることを意味するのでした。
経済的に苦しく、進路の選択肢が狭まった状態で新たな希望ができたユズさん。母親は公務員と聞いて自慢できると喜び、試験の難しさやユズさんの苦悩はお構いなしです。
高校受験のときも、偏差値や学費の条件だけで娘の進路を決めつけ、振り回した母親。就職となれば合否次第で、ユズさんの今後の人生も大きく変わるでしょう。
娘がこの先自立して生きていけるよう、今回ばかりは落ち着いて見守っていてほしいですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター 北瀬ユズ
「受かったら家を出る?」娘を縛り付けたい母がまさかの行動で試験を妨害し<毒親と絶縁するまで>