2023年11月18日 18:00
「謝らせて、おばーちゃん」脳梗塞で倒れた祖母→八つ当たりしたままの孫は思わず<わたしの3人の母>
10代で結婚した両親のもとに生まれ、2人姉妹の次女として育ったこだころ.さん。4人家族と父方の両親の6人暮らしで3歳の時に両親が離婚。おばあちゃん子として育ちます。無職の父はある日、りーと名乗る18歳の女性を連れてきて再婚。結婚前はやさしかった彼女も、家計を支えるようになると一変。嫉妬深い性格のため実母の写真を燃やしたり、実母の連絡先のメモを破り捨てたりしますが、交換条件のもと月1で母との面会を許されるように。しかし母に新しい男性の存在ができ、複雑な気持ちになるこだころ.さん。やがて男性との子どもの妊娠を機に産みの母との面会は途絶えます。
母と会えなくなっても意外に寂しくなかったのは、祖母がいつもそばでやさしく支えてくれ、ときにわがままも反抗もすべて受け止めてくれたからでした。
こだころ.さんが小6のとき、借金のため住んでいた家を追われることになったこだころ.さん一家。中学生になると、友人や恋愛など一気に人間関係が広がったこだころ.さんは、祖母の存在を無視するように。中2で彼氏ができると家にほとんど帰らなくなります。
高校受験はせず通信に通いながらバイトに明け暮れ、居酒屋で働き始めたこだころ.さん。