2023年11月17日 13:20
「お母さんが?」毎日のようにお金の無心をする両親。避けていると驚愕の事態に<毒親と絶縁するまで>
誰かがいない生活は思ったより快適で、今まで気負い過ぎていた自分に気付けました。
そんなある日、母親が会いに来ることに。当日、ユズさんはたのしく食事し、翌日は一緒に観光して誕生日だからとバッグまでプレゼントしてもらえました。
「なんだか夢みたい」
ユズさんは憧れていた仲のいい親子になれたと感涙。
しかし母親が帰宅した数日後、お金の無心は再開。さらに父親からもお金を送ってほしいと頼まれることが増え、ユズさんは自分の食費を削ってまでも工面してしまいます。
そんな生活を続けるうちにパニック発作や自分の体を傷つける行為も増え、通勤ぎりぎりまで起き上がれなくなるのでした。
いつも冷たい人がたまに見せるやさしさにギャップを感じるように、理不尽で厳しい母親が少しまるくなるだけで、ユズさんにとっては大きな愛情に感じたのでしょう。
だからこそ余計に期待してしまい、その期待を裏切られたときのダメージは大きいもの。
いっそのこと母親が一切のやさしさを見せず、ただただ暴力をふるうだけの人だったら絶縁することもできたでしょう。