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「ぼくがやったのか…?」相次いでなくなる教科書。自分のだらしなさに落胆する少年<消えた教科書>

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「ぼくがやったのか…?」相次いでなくなる教科書。自分のだらしなさに落胆する少年<消えた教科書>


小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。小学校には仲の良い友だちや気になる女の子もいて、毎日楽しく通っています。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望するイチくんですが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいました。

教科書をなくして思い悩んでいたイチくんですが、仲の良いクラスメートたちとの楽しく関わるうちに、元気を取り戻していきました。

 

そんなある朝、寝坊してしまったイチくん親子。イチくんが急いで家を出ようとすると、お母さんが来週使う予定の習字道具を「忘れないように」と、早めに持たせてくれました。

 

無事、遅刻せずに学校に到着し、いつも通りの1日がスタートすると思っていたのですが……。

 

なんてだらしないんだ…!


「ぼくがやったのか…?」相次いでなくなる教科書。自分のだらしなさに落胆する少年<消えた教科書>


 

「ぼくがやったのか…?」相次いでなくなる教科書。自分のだらしなさに落胆する少年<消えた教科書>


 

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「ぼくがやったのか…?」相次いでなくなる教科書。自分のだらしなさに落胆する少年<消えた教科書>
 

理科の教科書に続いて、今後は算数の教科書が見当たりません!

算数の教科書も理科の教科書同様、机の中に入れたままにしていたはず……。
しかし、自分の記憶に自信がなくなったイチくんは、「ぼくはなんてだらしがないんだ!」と自分を責めてしまいます。

 

先生に報告すると、「次は絶対忘れないようにね」と忠告され、胸が痛みます。
算数は理科よりも授業数が多い教科。理科に加えて算数の教科書を失くしたとなると、さすがに周囲に隠し通すことは難しくなるかもしれませんね。

 

何か困りごとや悩みがあったとき、1人で抱え込んでしまっていては胸が苦しくなるばかり。相談することは勇気がいるものですが、思い切って信頼できる大人や親に相談することも大切です。
 

>>次の話

著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人

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