「嘘だろ!?なんでだよ…」連日なくなる教科書。怖い…自分自身への不信感が募り!?<消えた教科書>
小学4年生のイチくんは、母親と2人暮らしの元気な男の子。小学校には仲の良い友だちや気になる女の子もいて、毎日楽しく通っています。ある日、理科の授業の準備をしようとしたら、机に入れていたはずの理科の教科書が見当らず、家に帰って探しても見つかりませんでした。教科書をなくしてしまったと絶望しますが、シングルマザーでパートを掛け持ちするほど忙しく働いてくれているお母さんには、教科書のことを言い出せずにいたイチくん。学校でも思い悩んでいましたが、仲の良いクラスメートたちとの楽しく関わるうちに、元気を取り戻していきました。
そんな中、今度は算数の教科書を紛失! 算数の教科書も理科の教科書と同様、机の中に入れたままにしていたはず……。しかし自分の記憶に自信がなく、「ぼくはなんてだらしないんだ!」と自分を責めてしまうイチくん。
すると、隣の席のニコちゃんが教科書を見せてくれ、明るく励ましてくれたのです。
嫌な気分が一瞬で吹き飛んだイチくんでしたが、そんな2人の様子を友だちのゴウくんがとても険しい顔で見ていることに気づきます。
ゴウくんがニコちゃんに好意を抱いていることを察したイチくんは、「ゴウくんをあまり怒らせないようにしないと……」と思ったのでした。
そして帰宅後、算数の教科書を探してみると……。
不安と悲しみ、情けなさに襲われ…
やはり、家にも算数の教科書は見当たりません。それどころか、次の日には国語の教科書も紛失してしまいました。
理科だけでなく、算数や国語の教科書までもどこかにいってしまったイチくん。
「どこにやったっけ?」「どうして?」「怖い……」と、いろいろな感情が押し寄せます。
あまりにも多すぎる忘れ物に、今まで控えめに注意してくれていた先生に、ついに怒られてしまいました。
なぜ教科書がなくなってしまったのか、まったく身に覚えがないイチくんは、どうしていいのかわからなくなってしまったのでした。
お母さんに心配をかけたくない一心で、ここまですべてをひとりで抱え込んでしまったイチくん。しかし、この状況はさすがにお母さんに相談したほうがいいかもしれませんね。
皆さんは、大切な人に心配をかけたくないという思いから、困っていることを相談せずにひとりで悩んでしまった経験はありますか?
>>次の話
著者:マンガ家・イラストレーター 愛すべき宇宙人
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