「先生が忘れちゃったのよ!」自分が連絡するのを忘れたことを認められない母<母の認知症介護日記>
病院の帰り、お茶に立ち寄ると、うれしそうにケーキを選び始めるあーちゃん。
私が糖尿病のことを言うと……。
え??
えぇぇ……???
糖尿病の注射へ向かう日。あーちゃんはいつものバス乗り場とは違う方向から登場しました。理由を聞くと、バスに乗り遅れてタクシーで来たのだと言います。乗り遅れた理由はコロコロ変わるので、曜日や時間を間違えたのを認めたくないのかもしれません。
そして、あーちゃんの携帯電話をチェックしていると、ダンスの先生から2回も着信が入っていました。あーちゃんいわく「お休みしたと言ったのに、先生が忘れちゃったのよ!」だそうで……。この状態で先生のせいにするのは、ある意味スゴイと思ってしまいました。
ドタバタだったけれど、無事に病院が終わり、お茶をして帰ることに。
あーちゃんはケーキを食べようとしていましたが、糖尿病の数値が思わしくないので我慢するように言うと「甘い物は我慢しているから!」