「もしかして…」異常な行動をとる義母に、息子夫婦はある憶測が頭をよぎり<息子を溺愛する義母>
わたすさんは歯科医の夫・健(たける)と結婚後、息子のすーさんを出産。現在は娘の姫も生まれ、2児のママです。わたすさんは健の両親と祖父母の3世帯で同居するため、娘を妊娠中に新しく家を建てます。しかし義母は、三兄弟である健の1番下の弟・たいを溺愛し、同居をきっかけに本性を現し始めました。わたすさんと義母が芳香剤を巡って衝突したあと、玄関横の物置を開けるとそこには山積みになったゴミが置かれていました。わたすさんが玄関が臭うと思った原因は、この物置だったのです。義母がゴミを溜めたのだと確信したわたすさん。中には生ゴミもあり、夫は自分の母の異常な行動に認知症を疑います。
思い返せば数々の異常行動が…
夫は私に、深刻な顔で義母は認知症かもしれないと告げました。
わたすさんと夫は、義母が認知症ならつじつまが合うと考えながら、ひとまずゴミを片付け始めました。
そこへ義母が現れ、夫がゴミの山を指摘します。すると義母は、「天井までゴミが届いたらまとめて捨てようと思ってたの」と発言。さらに、溜めたゴミをまとめて捨てたほうが効率的だと、笑顔で話すのでした……。
義母を認知症ではないか思うことで納得したわたすさん夫婦でしたが、どうやら義母はあえてゴミを溜めていたようです。
しかし、毎日出る家庭ゴミを捨てに行くのが大変なほど、義母は困っていないはず。ましてや働いていない義弟がいるなら、代わりにゴミ出しを担うこともできたのではないでしょうか。
義母が認知症でなく本気でこの行動が正しく賢いことだと思っているとしたら、それはそれで、家族にとっては今後に向けて考えていくべき問題となります。相手が理解し難い行動をする人の場合、みなさんはどのような行動をとりますか?
著者:マンガ家・イラストレーター わたす
2児の母、普段は旦那が経営する歯医者に歯科助手としてクリニック勤務。主に波瀾万丈な実体験漫画描いてます!