「お金に困ってる?世界を変えましょう!」ママ友のヤバい誘いに困惑…その後、私がとった行動とは?
息子が2歳ごろ、支援センターで出会い、家の行き来までするようになったママ友。子ども同士も仲が良く、私たちも気が合う友だちだと思っていました。ある日、ママ友から「サプライズがあるの」と電話が。「サプライズって事前に言うものなの?」と思いつつ、「その日は子なしで」と言われ、夫に息子を預け指定された喫茶店へ行ってみると……。
サプライズはまさかの…
喫茶店にいたママ友に「サプライズって何?」と聞くと、「紹介したい人がいて」と言われ、私の隣に座るママ友。待つこと数分、現れたのは見知らぬ女性でした。
「誰?」と思いつつ、突如出された化粧品のパンフレット。困惑している私を見て、その女性は「子どもがいてお金がなくて困っていますよね? 世界が変わりますよ」と言いました。
友人や知人に売ることで儲ける、いわゆるネットワークビジネスへの誘いだったのです。
隣を見ると、女性を尊敬する眼差しで見ているママ友。話がどんどん進み、断っても勧誘が止まらないため、どうにかして逃げ出さなければと悩みました。しかし、隣のママ友がどいてくれないと逃げ出せない状況。私はそれとなくスマホを触り、2人にわからないように夫へ電話をかけ、すぐに切りました。
ここからなんとか逃げ出したい
数分後、夫から折り返しの電話が。私は「夫から電話なので出てくるね」と2人に言って外に出ました。私は夫に今の状況を簡潔に伝えました。
そして、夫に急な仕事が入ったことにして、子どもの面倒を私が交代しなければならなくなった、ということにしたのです。
中に戻り、女性とママ友に説明。ママ友は納得してくれましたが、女性は私の嘘に気づいたのか、不機嫌そうな顔。それからすぐに夫が迎えに来てくれて、事なきを得ました。
ママ友は私の嘘に気づいていなかったので、その後も何度か連絡がありました。私は何かと理由をつけて断っていたので、連絡はなくなりました。支援センターへも行くのをやめたため、完全に縁が切れたと思っています。
これまでの友人のように、ママ友の交友関係などを知る機会はなかなかありません。
見極めることは難しいですが、距離感が大事だと感じた出来事でした。
著者:宮﨑るか/女性・主婦。2020年生まれの男の子ママ。やんちゃであざとい息子とにぎやかな毎日を過ごしている。育児の合間に、インテリアや育児グッズの記事をメインに執筆中。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています