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「一緒に歩めて…」親として願いを語るパートナー。家族を守れるのかと自問自答し<ゲイの決心 >

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「一緒に歩めて…」親として願いを語るパートナー。家族を守れるのかと自問自答し<ゲイの決心 >


主人公・革(あらた)は同性パートナーである新(あらた)と一緒に、道ちゃんという女の子の里親として育児に奮闘中。ある日、動物園へでかけた道ちゃんが突然うんちをしてしまったため、革と新はおむつを替えようとトイレを探します。そのとき、突然見知らぬ女性に「親ならこんな臭くて恥ずかしい状態で大事な娘連れ回さないよ」と言われてしまいます。終いには「早くちゃんとした親のところに返してあげなよ」と言い、無神経すぎるひと言が2人の心を突き刺すのでした。

無情な言葉を浴びせられながら、革は新とかわしたある会話を思い出します。

 

パートナーの願いとは…


「一緒に歩めて…」親として願いを語るパートナー。家族を守れるのかと自問自答し<ゲイの決心 >


 

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「人生の一部を一緒に歩めて良かったって思えるような思い出を作ってあげたいね。」と、道ちゃんの人生について考える新。この幸せな言葉が1人の女性の皮肉な発言のせいで、悲しい言葉になってしまうなんてと心が押しつぶされそうになる革。

 

ゲイカップルだから、ゲイカップルの娘だから「かわいそうな人」「かわいそうな子」にしてしまったと胸が締め付けられる革。
そして、普通のことが普通にできないと、生きづらさを感じるのでした。

 

◇◇◇

 

自分の覚悟した未来が「大切なパートナーにわが子に【かわいそう】という言葉を投げつけられるようなモノにしてしまうことだったのか?」という革さんの言葉に胸が苦しくなります。ゲイカップルを理由に理不尽な思いをするなんて悲しいことですよね。パートナーや子どもには悲しい思いをして欲しくないと思うのは誰だって同じだと思います。同性同士だからといった偏見がなくなり、「かわいそう」という言葉が聞こえない世の中になることを願います。

著者:マンガ家・イラストレーター コハダさんさん

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