「ママ〜!私、実は…」幼稚園でのママ友付き合いに悩んでいた私→娘が放った目からウロコのひと言とは
娘が幼稚園に入り、4人のママたちと仲良くなった茶子さん。ママ友のグループラインに誘われ、人生初のママ友に喜びますが、ほぼ毎日夕方になると活発になるグループラインに少し負担を感じていました。春子さんから女の子ママだけのグループラインに招待された茶子さん。そこでは男の子ママたちを仲間はずれにするような発言がされていました。しかし表面上では仲良くする春子さんたち。アンバランスなママ友付き合いに悩み、茶子さんにはとうとう幻聴や動悸の症状が出始めます。そんな中、幼稚園の夏祭りが近づいてきて……。
春子さんからの誘いも、夏子さんからの誘いも断った茶子さん。
どう付き合ってばいいのか悩んでいた茶子さんに、娘が話しかけてきました。
娘に気づかされたこと…
春子さんから「夏祭り後、女の子ママで集合して写真撮ろう」と連絡が来ました。
角が立たないようにするにはどうしたらいいのか悩む茶子さん。
しかし幼稚園での娘のことを考えて、茶子さんはうまく付き合おうと思うのでした。
そんなとき茶子さんの娘が「夏祭りはあおちゃんと一緒にまわりたい」と言ってきました。
どうやらあおちゃんは、幼稚園で一緒に遊んでいるお友だちのようです……。
春子さんの娘・春ちゃんや夏子さんの息子・夏くんとは遊ばないのか聞くと「あんまり仲良しじゃない」と言います。
ママ友にどう思われるかばかりを気にして、幼稚園での娘の姿に目を向けていなかったことに気づいた茶子さん。
「私がすべきことは……」と、考え直すのでした。
娘からの言葉をきっかけに、自分の考えを改めた茶子さん。
「娘のために」と思って無理に続けてきたママ友との付き合いでしたが、娘には娘の世界がありました。
もうこれ以上、無理して付き合う必要はありません。
決意した茶子さんに、穏やかな日々がくることを願いたいと思います。
著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ