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「おそろしい子(母)…!」あたかも初耳のように言う母に不安は募るばかりで<母の認知症介護日記>

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「おそろしい子(母)…!」あたかも初耳のように言う母に不安は募るばかりで<母の認知症介護日記>


アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんは、これまでに何度か「自分は精一杯の愛情を注いで子育てをしてきた」とワフウフさん姉妹に言ってきました。その発言を否定する気はありませんでしたが、あまりにも自分に都合良く記憶が書き換えられていることもしばしば……。見過ごせないときは否定しますが、ずっと聞かされているほうもラクではありません。

ある日、姉・なーにゃんと一緒に占いへ出掛けたワフウフさん。そこで「あーちゃんの世話に追われるのは今年いっぱい」と言われ、あーちゃんの身に何かが起こる!? とドキッとしましたが、冷静に考えて自分の身に何か起こる可能性もあるということに気付きます。どちらも当たらないことを願うばかりです。


 

習い事を続けるのは難しそう…


「おそろしい子(母)…!」あたかも初耳のように言う母に不安は募るばかりで<母の認知症介護日記>


 

ダンスのレッスンを再開したあーちゃんでしたが、無断でレッスンを休んだと言いだしました。

 

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先生からはレッスンに来たと連絡をもらっているのですが……。

 

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どうやら、毎回持って行っているのかもわからないチケットで、出欠の確認をしているようです。

 

 
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通院日のこの発言には、もはや驚かなくなってきました。

 

「おそろしい子(母)…!」あたかも初耳のように言う母に不安は募るばかりで<母の認知症介護日記>


 

看護師さんと、注射が毎週だと初めて知ったような口ぶりで話す声が聞こえてきて……。

 

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大事なことだとはわかっているようで、今日からの新ルールと言わんばかりに手帳に書き込んでいました。 

 
「おそろしい子(母)…!」あたかも初耳のように言う母に不安は募るばかりで<母の認知症介護日記>


 

あーちゃんは、これまでよりペースを落とし、年に一度の発表会には出ないという条件でダンスのレッスンを再開しました。しかし、病院の付き添いの際に「この前のレッスン、無断で休んじゃった」と言われてしまい、私は困惑してしまいます。
なぜなら、先生からはちゃんとレッスンに来たという連絡をもらったから……。

 

どうやら、あーちゃんは手元のチケットが減っているかどうかで、レッスンの出欠確認をしている様子。でも、そもそも毎回そのチケットを持って行っている確証もありません。自己管理ができなくなってきて、もう習い事を続けるのは難しいのかもしれないと思い始めました。

 

そして、ずっと続けている毎週の注射も、「注射は毎週なんですか?」と初耳のように看護師さんと話し、「手帳に書いておかなくちゃね!」と、あたかも今日から始まった習慣のように言う始末。もうずっと通っているのに……。

 

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ダンスのレッスンを続けることになって、喜んでいたのもつかの間……。自分で行ったのを忘れてしまっているとなると、果たして、ワフウフさん姉妹が期待していた「良い刺激」にはなっているのでしょうか。
かなり記憶も曖昧になってきているようで、日常生活も問題なく送れているのか気がかりですね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!

 

著者:マンガ家・イラストレーター ワフウフ

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