「僕、悪くないよね?」育児を全くせず、離婚を告げられ焦る夫→友人に相談するとまさかの展開に…!?
すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。ある週末、すぐるの提案で遊園地へ。しかしその日は休園日で、すぐるは予想外のことに取り乱し、泣く長女・あやみにまで八つ当たりしてしまいます。かすみは近くの広場でお弁当を食べようと提案しますが、すぐるはひとりで帰宅。帰ってこないかすみに連絡すると、実家に帰っていました。かすみは、すぐるの極論被害妄想のせいでこれまでずっと伝えられず我慢していた気持ちをすぐるに告げます。
離婚が頭をよぎったすぐるは、「じゃあ僕が〇ねばいいんでしょ」と言い始めます。
それを聞いたかすみは激怒!
「もう何も話すことはない。 言いたいことがあるなら3日以内に手紙を送って」と電話を切るのでした。
離婚を告げられてパニックになった夫は…
連絡手段を断たれてしまったすぐる。
かすみに言われた通り焦って手紙を書こうとします。
しかし、ふと「これって僕が悪いの?」と思い、友人に相談することに。
友人2人に「妻が実家に帰っちゃって……」と話すすぐる。
すぐる目線の話を聞いた友人は、すぐるの味方をします。
共感してもらったすぐるの愚痴はさらに加速。
「許してほしけりゃ手紙よこせってありえないだろ!」と言うと、友人たちはかすみに対して大ブーイング……。
改めて自分は悪くないと思うすぐるなのでした。
友人を味方につけたすぐる。
しかし、すぐるの話は事実と少し違うようです……。
一方からしか話を聞いていないため、善悪の判断は偏りますよね。
すぐるは味方を作って開き直るのではなく、自分の過去の言動に目を背けず向き合ってほしいものです。
著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち