「旦那の稼ぎで暮らしておいて!」育児放棄で離婚宣言された夫を友人が加担→失望した妻がついに始動!
すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきたかすみは、子どもたちを連れて実家へ帰ります。怒って電話してきたすぐるに対して、今まで苦しんできた思いを伝えるかすみ。しかし、すぐるはここにきてもまだ極論で脅そうとしました。何も変わらないすぐるに、かすみは離婚を言い渡し、言いたいことがあるなら3日以内に手紙を送ってくるように告げ、着信拒否をします。
離婚を告げられて焦ったすぐるは、かすみに言われたとおりすぐに手紙を書こうとします。
しかし、いざ手紙を書こうとしたとき「本当に僕が悪いのか?」と開き直ってしまったすぐる。
友人2人を呼び出し、すぐる目線の一方的な話をします。
話を聞いた友人は、すぐるの味方をして…
友人たちに相談して、自分は悪くないと再認識したすぐる。
結局、かすみに手紙は送りませんでした。
そして手紙のリミットの3日が過ぎてしまいます。
すぐるは「かすみは今ごろ焦っているに違いない」と思いながら出社の準備をしていました。
部屋に溜まった洗濯物を見て、いらつくすぐる。
かすみたちの写真を見ながら「早く帰ってこい」と文句を言います。
自分のありがたみをわからせるために、生活費も振り込まないことを決めました。
一方、働き始めたかすみは、給与明細を見てにっこり。
自分でも稼げたことに喜び、自立に向けて頑張ろうと決意します。
すぐるから生活費が振り込まれなかったことは、予想済だったよう……。
結局手紙も来なかったことに失望し、かすみは離婚届をポストに入れるのでした。
開き直って、かすみたちとやり直すチャンスを自ら潰してしまったすぐる。
誰しも「自分は悪くない」と思いたいことはあるでしょう。
しかし、家族を失ってから気づくのでは遅いのです。
自分のプライドよりも、家族の気持ちを優先してほしかったですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち