「本当に離婚するつもり…?」追い詰められ夫が反論を→すると夫の両親がまさかの発言を!
すぐるは高学歴で外資系勤務の超エリート。妻のかすみと子ども2人の4人家族で、順風満帆な生活を送っていました。しかし、すぐるは自分の行動を少し指摘されただけでも拗ねてしまう極論被害妄想夫だったのです。すぐるの極論被害妄想に我慢の限界がきて実家へ帰っていたかすみ。電話してきたすぐるに離婚を言い渡して着信拒否をした後、離婚届を送ります。離婚届を見たすぐるは、かすみの実家へ行き、頭を下げて謝罪。かすみは心を動かされ一緒に家へ帰るのですが、すぐるに叩かれてしまい、離婚の話し合いをするため両家の親を家に呼んだのでした。
今まで苦しめられてきたすぐるの言動について話をしたかすみ。
しかし、すぐるの父は「そんなことで離婚だなんて馬鹿げている」と言います。
すぐるが手をあげたことも棚に上げ始めたすぐるの父に、かすみは暴力を受けたときの録音を聞かせました。
焦って言い訳するすぐるに、かすみは「あなたにとって私たちって何?」と問います。
最後まで変わらない夫の態度に…
かすみからの問いに「僕の家は役割を果たすことが当たり前だった!」と話すすぐる。
亭主関白の父と、その父に尽くしてきた母の姿を見てきたからです。
すぐるの意見を聞いて、再度離婚を告げたかすみ。
するとすぐるは「もし僕を捨てるなら〇んでやる!」と、ここにきてもなお脅し文句を言いました。
そんなすぐるに動じず、実家へ帰ることにしたかすみ。
かすみの両親は「後は代理人を通してください」と責任を取ってもらうことを告げて帰っていきました。
「お前は何をしてるんだ!」と叱責するすぐるの父。
妻を殴るなんておかしいと言い、これからを想像して絶望してしまいます。
すぐるの母は「お父さんは亭主関白だけど、私を大切にしてくれているから尽くそうと思えるの」と伝えました。
すぐるの両親は「もう手遅れかもしれないけど、反省して誠心誠意謝りなさい」と伝え帰って行くのでした。
両親に怒られたすぐる。
すぐるが歪んだ考え方になってしまったのは、両親の姿を間違って解釈して見てきたからでした。
亭主関白な父と、その父に尽くす母を見てきたすぐるは「専業主婦は尽くして当たり前」と思っていたのかもしれません。
しかし夫婦は支え合わなければ成立しません。
すぐるはそこに気づけなかったのでしょう。
両親から喝を入れられたすぐる。
今までの自分の言動を反省して、誠心誠意かすみに謝罪してほしいですね。
>>次の話
著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち