「やすみたい、やすみたい…」部屋中のあちこちに書き込まれていた、息子の心の叫びを見つけてしまい…
ねこじまさんの長男・まっちくんは、小学校に入学してからすぐに登校しぶりが始まります。以前から常同行動や強いこだわりなどがあったものの、発達検査を受けても特に診断名はつきませんでした。2学期になると登校しぶりはますますひどくなり、大学病院の心理発達科を受診しましたが、解決策は見つけられません。さらに小学校のスクールカウンセリングや教育センターの不登校専門窓口で話を聞いてもらったものの、具体的な解決法を見つけることはできませんでした。そして、今後もし長期的に学校に行けないことがあっても、受け入れ可能な市の施設があることを教えてもらいました。
1年生が終わるころ、「怒ったり泣いたり、休んだりするかもしれないけど、学校で頑張るよ」と自分の気持ちを打ち明けてくれたまっちくん。ねこじまさんは、自分たちのスタイルでやってみようと決意を新たにしたのでした。
そして2年生がスタートしましたが、4月末のある日、まっちくんの筆箱を見てみると、なんと鉛筆がボロボロの状態に! どうやらまっちくんは、鉛筆を噛んでしまっているようです。
ねこじまさんはあまり詮索せず、様子を見てみることにしましたが、その後すぐにすべての鉛筆が粉々になってしまって……!