「誰か…!」拉致寸前!?加害者家族の異常行動に困惑。ついに警察沙汰に…!?<小学生トラブル>
ほや助さんが小学4年生ころ、クラスメイトと放課後の校庭で遊んでいると、トラブルメーカーと噂される幸太郎くんのある行動で大怪我をしてしまう事件が起こってしまいます。事件が起きたその夜、幸太郎くん家族が謝罪のためほや助さんの家を訪れたのですが、謝罪をするどころか被害者だと言い出す始末。常識の通用しない家族と話し合っても埒が明かず、学校を巻き込む大問題へと発展し…。
登校中のほや助さんに近づこうとする加害者・幸太郎くんのおばちゃん。しかし、校門前に立っていた先生に注意され逃げるように立ち去ります。
その日の下校時間、またも偶然を装いほや助さんに声をかける加害者・幸太郎くんのおばちゃん。そして、加害者である幸太郎くんと「友達」になって欲しいと言い、無理やりほや助さんの腕を掴み連れ去ろうとします。恐怖を感じたほや助さんは、ランドセルに付けていた防犯ブザーを鳴らし助けを求めるのでした。
誰か助けて…!!
防犯ブザーと止めるよう説得する加害者・幸太郎くんのおばちゃん。ほや助さんは待ち伏せされた挙句、加害者と友達になんてなれないと必死に伝えます。すると、幸太郎くんのおばちゃんの態度は急変し「どうしろっていうのよ」と呟きます。そして、「私があの子のママにならなきゃ」と泣き始めるのでした。
あまりにも異常な雰囲気に帰ろうとするほや助さん。しかし、幸太郎くんのおばあちゃんは「あの子が寂しい思いをするなんて、耐えらないの…」と言い押し切ろうとします。
すると、近所の男性が現れ必死に助けを求めるほや助さん。男性が幸太郎くんのおばあちゃんの体をおさえると、幸太郎くんのために自分がどれだけ一生懸命やってきたか、それをわかって欲しいとボヤき始めたのです。
異常すぎる光景に立ち尽くすほや助さん。 その後、おばあちゃんは通報によって駆けつけた警察官に連行されたのでした。
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仕事で忙しい父・説教ばかりのおじいちゃんから守るため。母親のいない幸太郎くんを立派に育てようと、おばあちゃんは知らぬ間に自分自身を追い詰めていたのかもしれませんね。しかし、これまでの行動は異常であり、子供のほや助さんに見せて良い姿ではないと思います。どうか、そのことに気づいて欲しいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ほや助