「今の態度は何?」彼女の父からの厳しい注意に、ぐうの音も出なくなって…?!
ユミさんには、付き合って半年になる彼氏・ハルキさんがいます。普段はとてもやさしい彼なのですが、少しでも嫌なことがあるとすぐに不機嫌になってしまうという一面がありました。お互いの家族にあいさつをするという大事な席でも、ハルキさんは不機嫌になってしまって……。まいかわセミさんのご友人の体験談です。※「フキハラ」とは、不機嫌ハラスメントの略称。
彼女の父から
結婚を考えているハルキさんとユミさんは同棲をしたいと考え、一度、お互いの家族にあいさつをすることにしました。はじめは穏やかな雰囲気で進んでいた食事会でしたが、ハルキさんのお父さんが「結婚したらうちの敷地内に家を建てるんだろう?」と言ったひと言で事態は急変。そんなこと聞いていないと慌ててユミさんが言うと、ハルキさんのお父さんは「どうしてちゃんと話しておかないんだ」とハルキさんを叱り、ハルキさんは不機嫌になってしまいます。
すると、この状況にユミさんのお父さんが……。
ユミさんのお父さんは「大事な娘のために言わせてもらう」と口を切り、「君はユミの意見を聞かずに勝手に敷地内同居を許可したのか?」とハルキさんに尋ねました。バツが悪そうに「えっと……いいって言ってくれると思って。そのうち話し合おうかと……」と言うハルキさんに、ユミさんのお父さんは「そういう大事な話はすぐに2人で話し合うべきじゃないか?」とズバッと言います。
さらにユミさんのお父さんは、「それに今の態度は何? いつもそうなの?」と、ハルキさんの不機嫌な態度を指摘。ユミさんのお姉さんからも、以前ユミさんとハルキさんと3人で出かけたときも機嫌が悪かったと証言されてしまい、ハルキさんは言葉に詰まってしまいました。
そして、追い込まれたハルキさんは「父さんだって似たような態度とってたじゃん!」と言ったのでした。ユミさん家族からの指摘にドギマギしているハルキさん。
お父さんのせいにするのではなく、しっかり謝るという選択をしたほうがよかったかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター まいかわセミ