「家で開けてね」体調不良に悩む私。職場の先輩から渡された驚きの物とは!?
私は、ひどい生理痛に悩まされているときや、生理前後に起こる情緒不安定を抱えているとき、職場で変に思われないか気を張ってしまい、とても疲れます。そんなある日、先輩女性に「実は今日、生理痛がひどいんです」と打ち明けると……彼女からは意外な反応が返ってきました。
デスクワークでもつらい生理痛
私は生理痛が毎月ひどく、特に初日と2日目は腹痛や頭痛を起こすため、鎮痛薬の服用が欠かせません。仕事はデスクワークですが常にズーンとした下腹部の痛みがあり、「早く生理が終わらないかな」と、いつも思っています。
そんなある日、同じ職場の別フロアで働く同世代の先輩女性とお昼ごはんを食べる機会がありました。ただ、このときの私は絶不調。痛み止めを飲んでもしんどく、それが表情に出ていたのか、彼女から「体調悪いの?」と聞かれてしまいました。
「実は生理中で、いつも痛みがひどいんです」と打ち明けると、先輩から返ってきたのは「私もおなかが痛いときある。
あれ、つらいよね」という言葉でした。生理痛のつらさを理解してくれる人がいてよかったと、私は心からホッとしました。
先輩からサプライズプレゼントが!
クリスマスが間近に迫ったある日。職場からの帰り際、「家で開けてね」とこっそり言いながら、先輩が小さな紙袋をくれました。帰宅して袋を開けると、そこにあったのはUSBで保温できる、猫型のかわいらしい湯たんぽ。手紙も添えられていて、「生理痛のとき、おなかを温めると少しはラクになるから、よかったら使ってね」と書いてありました。
先輩の気づかいがとてもうれしく、翌日からその湯たんぽは職場での必須アイテムに。私もお礼として、クッキーと体を温めるハーブティーのセットを渡しました。
誰にも笑顔でやさしく接する先輩は、私にとって今でも憧れの女性です!
その後、私が職場を退職して引っ越しもしたため、先輩とは疎遠になってしまいましたが、先輩からいただいた湯たんぽは、新しい職場でも大活躍しています。いつも笑顔で温かかった先輩を思い出しながら、これからも仕事を頑張ろうと思います!
著者/鈴木晴子
作画/おみき
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき
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