「気になることがあって…」小学校の個人懇談で先生から受けたまさかの相談とは…!?
ねこじまさんの長男・まっちくんは、小学校に入学してからすぐに登校しぶりが始まります。以前から常同行動や強いこだわりなどがあったものの、発達検査を受けても特に診断名はつきませんでした。2学期になると登校しぶりはますますひどくなり、大学病院の心理発達科を受診したり、小学校のスクールカウンセリングや教育センターの不登校専門窓口で話を聞いてもらったりしたものの、具体的な解決法を見つけることはできず……。1年生が終わるころ、「怒ったり泣いたり、休んだりするかもしれないけど、学校で頑張るよ」と自分の気持ちを打ち明けてくれたまっちくん。ねこじまさんは、自分たちのスタイルでやってみようと決意を新たにしました。
そして2年生がスタートしてすぐ、まっちくんが授業中に鉛筆を噛んでいたり、部屋の床や引き出しに「やすみたい」と書いたりしているのを発見。ねこじまさんは「いつのまに……そんなに無理させてたかな……」と困惑してしまいました。
さらに、2年生になって宿題はどんどん難しくなっていき、まっちくんはかんしゃくを起こしてしまうことも。
ねこじまさんも冷静でいられない日もあり、個人懇談で先生に現状を伝えてみることにしました。
個人懇談で先生に相談すると…
懇談で先生は親身に話を聞いてくれました。
「宿題は無理にしなくていい」という選択肢がまっちくんには通用しないと理解した先生は、まっちくん本人と相談してくれることに。
また、先生からはまっちくんの休み時間の過ごし方について報告と相談がありました。ねこじまさんは、「ひとりで過ごすのが好きなのでそれが気楽だと思うときもあるだろうし、みんなと遊びたいなぁと思う日もあるのかもしれません」と正直に答えます。
ねこじまさんは「本人の思いや成長などを見守っていくしかないのだろうなぁ」と感じていたそうです。具体的な解決策は見出せなかったものの、先生の様子からいつもまっちくんのことを気にかけてくれているのが伝わってきますね。
ねこじまさんと担任の先生のように、個人懇談で家と学校それぞれの様子をすり合わせることで、子どものことをより深く理解できると同時に、信頼関係の構築にもつながるのではないでしょうか。
この懇談を通じて、まっちくんにとって最適な学びの環境を整えるための新たな一歩が踏み出されたのでした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
>>次の話
著者:マンガ家・イラストレーター ねこじまいもみ
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