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医療界を支える女性たち「en女医会」 輝く生き方に菅野美穂も「尊敬できて格好良い」

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医療界を支える女性たち「en女医会」 輝く生き方に菅野美穂も「尊敬できて格好良い」

(Photo:cinemacafe.net)

映画『ジーン・ワルツ』の協力サポーターとしても話題になっている「En女医会」。このサークルは、現役医師として仕事をまっとうしながらもプライベートも楽しもう(エンジョイしよう)という女性医師たちが集まり、互いの仕事の悩みを相談したり、お洒落や美容について情報交換したりする場。最近OLの間で増えているいわゆる女子会の医療版だが、楽しむことはもちろん「社会とつながっていけるような仲間でありたい」とボランティア活動にも積極的なのが「En女医会」の特徴だ。そこで、実際にどんな活動をしているのか、1月末に帝国ホテルで開催された第13回「En女医会」を取材した。

サークル発端のきっかけとなったのは、2008年の1月に行なわれた美人女医が登場するテレビ番組の収録。そこで意気投合した数名が食事会を開き、徐々にメンバーが増え、現在の「En女医会」に発展。会長である杉本由佳さんを筆頭に、現在は約60人以上の現役女医さんが参加している。第13回目となるこの日は約30名が初参加で、70名近くの女医さんが一堂に会した。
ケーキとお茶を囲んで繰り広げられるのは、様々な情報交換と女子トーク。初参加の人に向けて副会長の林幸枝さんは、命と向き合う病院を離れるからこそ「楽しまないと意味がない」とサークルの主旨を説明し、また楽しみながらも「なぜ自分は医師になったのか?という問題定義を自分自身に投げかける場であってほしい」と想いを伝えた。

今回は特別ゲストとして『ジーン・ワルツ』の主演女優・菅野美穂さんと映画の原作者である海堂尊さんも参加。ミニトークショーも開催された。女医さんのなかにはすでに映画を鑑賞している人も多く、映画のなかで冷静沈着な女性医師・曾根崎理恵を演じた菅野さんには、女医を演じたことで女医に体するイメージがどう変化したのかという質問が投げかけられた。菅野さんは「優しくてほわっとしているイメージを持っていましたが、原作の小説を読んで、曾根崎先生は毎日命と向き合っているからこそ冷静で感情に流されないストッパーを持っているんだと感じました。お医者さんは本当に凄い、尊敬します、格好良いです!そして、みなさん美人ですね!」と、同性として憧れるとコメント。たしかに、どの女医さんのメイクも髪型も洋服も素敵だ。
菅野さんが「En女医会」のメンバーと出会い「いまの働く女性というのは、仕事があって、家庭があって、その先に趣味があってこそ素敵な女性だと言える、そう思いました」と気づきがあったように、女性の生き方のヒントが「En女医会」には詰まっていた。また、その他の「En女医会」の活動としては、現在スペシャルオリンピックスにドクターとして参加しているほかフリーマーケットを開催し、「ピンクリボン」、「国境なき医師団」、「ユニセフ」などへの寄付などを行っている。より一層ボランティア活動に力を入れていきたいという今後の「En女医会」に期待したい。

(text:Rie Shintani)

特集「『ジーン・ワルツ』 現場が伝える女性の『生き方』&『働き方』」
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■関連作品:
ジーン・ワルツ 2011年2月5日より全国にて公開
© 2011「ジーン・ワルツ」製作委員会

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