伊勢谷友介 高額なCG代の行方は「ダイエット」 『あしたのジョー』初日
(Photo:cinemacafe.net)
1960年代後半から70年代前半に週刊少年マガジンで連載された同名ボクシング漫画(原作・高森朝雄(梶原一騎)氏、画・ちばてつや氏)の金字塔の実写化で、ドヤ街でケンカに明け暮れていたジョーが、元ボクサーの丹下段平(香川照之)にボクシングの才能を見いだされ、宿命のライバル力石との対決に挑むまでを描く物語。
「山P〜!」の大声援で迎えられた山下さんは「最初にお話をいただいたときは、すごい国民的漫画で、たくさんファンがいるキャラクターなので迷いがあった。でも原作を読ませていただいて、ジョーが立ち上がる、挑戦する姿に男として魅力を感じ、僕も大きな役に挑戦しようと思った」と清々しい表情としみじみした口調で、ふり返った。
対照的に伊勢谷さんは「今日からネタバレ、ありですよね?僕、死んじゃうんですよ、知っていました?」。CGなしの計量シーンについても「CG代もらっていたのでダイエットにつぎ込みました。結構な額だったので真剣に…」と舌好調。と言いつつも「力石役をやらせていただくことが、それ(減量)を乗り越えることでだいぶ楽になりました。
すべて楽しんでやらせていただきました」とストイックな素顔をのぞかせた。
また山下さん、伊勢谷さん、香川さんは挨拶後、ボクシングのWBC世界ミニマム級タイトルマッチ(神戸ワールド記念ホール)でチャンピオンのオーレドン・シッサマーチャイ(タイ)に挑戦する井岡一翔の応援に駆けつける予定。山下さんは「とっても楽しみです」と瞳を輝かせ、ボクシングへの傾倒ぶりをうかがわせた。
一方、バレンタインデーが近いとあって、紅一点の白木葉子役・香里奈が男性陣へチョコレートのプレゼント。香里奈さんが、大きな箱を開けると、チャンピオンベルト型という風変わりなチョコが登場。「映画のチャンピオンになれますように!」と願をかけると、山下さんは「なれますかね?こんなチョコが出てくるとは思わなかった」と驚きまじりの笑顔を見せていた。
『あしたのジョー』は全国東宝系にて公開中。
(photo/text:Yoko Saito)
■関連作品:
あしたのジョー 2011年2月11日より全国東宝系にて公開
© 2011 高森朝雄・ちばてつや/「あしたのジョー」製作委員会
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