くらし情報『シネマカフェ的海外ドラマvol.185 オスカー直前!今こそ観たいドラマ 第2回』

シネマカフェ的海外ドラマvol.185 オスカー直前!今こそ観たいドラマ 第2回

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

『ソーシャル・ネットワーク』に感動したアナタにいまこそ観てほしい傑作ドラマ「ザ・ホワイトハウス」。今回は、両方の作品に見られる第一の特徴であり、お楽しみポイントのひとつでもある“小粋な台詞の応酬”をフィーチャーしていきます。

前知識を入れずに『ソーシャル・ネットワーク』をご覧になった方は驚かれたかもしれませんが、本編では膨大な量の台詞がハイスピードで飛び交い、主演のジェシー・アイゼンバーグも、アンドリュー・ガーフィールドも、ジャスティン・ティンバーレイクも喋る!喋る!喋る!これには当初、映画会社側も驚きを隠せなかったらしく、計162ページに台詞のぎっしり詰まった脚本を、「この膨大な脚本が2時間の映画に収まるはずがない!」と一蹴したそうです。しかしながら、脚本を執筆したアーロン・ソーキンらは彼らの前で全ての台詞を実際に読み上げ、ほぼ2時間に収まることを証明。後のリハーサル期間は役者陣が台詞をハイスピードで言いこなすことに費やされたそうですから、このときのアーロン氏はよっぽどハイスピードで読み上げたんでしょうね…。とにもかくにも、こうして『ソーシャル・ネットワーク』は製作のGOサインを勝ち取ったわけです。

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