くらし情報『働き女子の心得vol.3 英国王室ロマンスに胸キュン、その“裏側”をお勉強!』

働き女子の心得vol.3 英国王室ロマンスに胸キュン、その“裏側”をお勉強!

(Photo:cinemacafe.net)

(Photo:cinemacafe.net)

英国王室史上、最も内気な国王・ジョージ6世の努力と勇気が感動をもたらす『英国王のスピーチ』。英国王室という華やかな題材を扱いながら、観る者すべてに共感を呼ぶストーリーが作品の軸になっているのはまぎれもないが、その周りには“王室ロマンス”というロマンティックなラブ要素がふんだんに盛り込まれている。

折りしも、現在の英国王室はウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの婚約に沸いているが、20世紀前半、ジョージ6世の生きた英国王室でもロマンスの花は満開。なかでも、ジョージ6世の兄・エドワード8世の恋愛は、ジョージ6世の誕生そのものにかかわる“世紀のロマンス”として知られている。

内気なジョージ6世とは違い、社交的で華やかな場を好む兄・エドワード8世を映画の中ではガイ・ピアースが好演しているが、このエドワード8世こそがジョージ6世誕生の最重要人物。前国王・ジョージ5世死去の際、次の王となったのは当然ながら兄のエドワード8世だが、彼は二度も離婚歴のあるアメリカ人女性、ウォリス・シンプソンとの結婚を望み、わずか1年足らずで王座を去ってしまった。このロマンスは“王冠を賭けた世紀の恋”としていまも広く知られ、日本でも女性誌の特集などでたびたび取り上げられてきたが、このロマンティックな愛の物語の裏で苦悩を強いられた人々がいたのも事実。

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