相武紗季、「一日も早い復興を」ニュージーランド大地震の被災者にお見舞い
(Photo:cinemacafe.net)
20世紀最大の災害と言われる中国・唐山大地震を生き抜くヒロインの半生を壮大なスケールで描く『唐山大地震 −想い続けた32年−』の日本語吹き替え版のアフレコが2月23日(水)、都内のスタジオで行われ、主人公ファン・ドンの声を務める人気女優、相武紗季がマイクに向かった。
1976年に発生し、死者24万人、重傷者16万人という被害を出した唐山大地震。瓦礫の下敷きになったファンは、死体置き場で奇跡的に息を吹き返し、養父母の元で育てられることに。一方、実の母親はファンを思いながらも、娘を見捨てた罪悪感と共に生き続ける…。やがて地震から32年の月日が流れ、生き別れた母娘の運命が動き出す。
相武さんが演じる成長後のファンは、養父母の愛情を受け、前向きに生きる一方、「母親に見捨てられた」というトラウマを抱える複雑な役どころ。相武さんは、子供の頃に阪神大震災を経験しており、「日本は地震の多い国ですし、とても人事とは思えない。自然災害が人生に及ぼす影響を改めて考えさせられた」と神妙な面持ちだ。
実写映画の吹き替えは今回が初挑戦で「声の強弱や張り方が難しい。ファンは淡々としながら、どこか割り切った部分もある女性。