シネマカフェ的海外ドラマvol.186 オスカー直前!今こそ観たいドラマ 最終回
(Photo:cinemacafe.net)
いよいよ現地時間の日曜夜にアカデミー賞授賞式が開催されますが、『ソーシャル・ネットワーク』の運命は…?という中、『ソーシャル・ネットワーク』に感動したアナタにいまこそ観てほしい傑作ドラマ、「ザ・ホワイトハウス」で描かれる人間ドラマに迫っていきます。
ここまで、『ソーシャル・ネットワーク』と「ザ・ホワイトハウス」の共通項に着目してきましたが、もちろん深遠な人間ドラマが展開するストーリーにも大きな共通項が。『ソーシャル・ネットワーク』ではハーバード大学に在籍するエリート大学生、「ザ・ホワイトハウス」では国の中枢で働くエリート社会人が物語の主人公になっており、そんなエリートな主人公たちのキャラこそがずばり共通項だと言えます。しかも、『ソーシャル・ネットワーク』のマークが人間関係にものすごく不器用なら、「ザ・ホワイトハウス」の職員たちも恋愛に家庭問題に友情に日々悶々。なぜ、政治的な駆け引きで見せる華麗な手腕を対人関係に活かせない?と、歯がゆくなることもしばしば。例えば、大統領のことを思うあまり、仕事中毒に陥りがちな首席補佐官のレオや、皮肉屋のあまり周囲を戦々恐々とさせる広報部部長のトビーは私生活に問題あり。