『スーパーマン』ニコラス・ホルト「“覚悟”と“決意”を持っている状態にしたかった」役作り明かす
ジェームズ・ガン監督作『スーパーマン』でスーパーマンの宿敵レックス・ルーサーを演じるニコラス・ホルト。“役者魂”が光る役作りについて語っている。
最高の頭脳を持つ大富豪で天才科学者のレックス・ルーサー。最強のヒーローであるスーパーマンを地球にとっての脅威と考え、スーパーマンを精神的にも肉体的にも徹底的に追い詰めていく最大の敵だ。
演じるニコラス・ホルトは、『マッドマックス 怒りのデスロード』(15)や「X-MEN」シリーズのビースト役で知られる演技派。今回のレックス・ルーサー役のスキンヘッドを再現するために、髪の毛をバリカンで剃って撮影に臨んでいる。
特殊メイクやCGに頼らない役づくりで本作に挑んだニコラス・ホルトは、「レックスはスーパーマンを打ち倒すという最終的なゴールだけに集中しているから、ヘアスタイルなんて軽薄なものに構っている暇はないんです」と語る。

さらにニコラス・ホルトは、スーパーマン役のデイビッド・コレンスウェットと共にジムに通い、肉体改造にも臨んだ。スーパーマンのようなパワーではなく、知性と科学技術を武器に戦うヴィランとは無縁とも思える筋力トレーニングをあえて行ったその理由について、「スーパーマンは、パワーを“与えられた”存在だが、レックス・ルーサーは努力と執念の人間です。