アンジー、UNRCR親善大使としてアフガニスタンを訪問、難民支援を訴える
(Photo:cinemacafe.net)
明日5日(土)より最新作『ツーリスト』が日本公開されるアンジェリーナ・ジョリー。共演のジョニー・デップや監督との来日は残念ながら叶わなかったが、当のアンジーは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)親善大使としてアフガニスタンを訪問中である。
アンジーは1、2日にアフガニスタンの首都カブールと周辺に赴き、タリバン政権崩壊後にパキスタンやイランでの難民生活を終えて帰国した人々と面会した。その数は550万人以上で、彼らの帰国によりアフガニスタンの人口は20%増加したという。アンジーは「(彼らの)社会復帰に焦点を当てる必要があります。避難所を作るだけでなく、給水や雇用、子供たちのための学校、病院を確保することです」と声明を発表した。
アンジーは「北アフリカおよび南アフリカで新たな衝突が起き、人々の大移動が始まっています」とリビアとコートジボワールについても言及、難民支援を訴えた。リビアでは最高指導者カダフィ大佐の政府軍と反政府派の対立が続いている。
コートジボワール共和国では現職と野党指導者双方が大統領就任を宣言して混乱状態にあり、内戦寸前と言われている。